毎週水曜発売(一部地域はことなります)の週刊プロレスの内容、見どころを発売1日前の火曜に紹介します。
年内最終号となる今週号の表紙は本誌読者投票で決まる「プロレスグランプリ2018」で見事グランプリを受賞した棚橋弘至です。今週号ではグランプリ以外の各賞の発表、受賞者コメントも紹介。また棚橋には「1・4東京ドーム特集」として決戦直前インタビュー。ドームで挑戦するIWGPヘビー級王者のケニー・オメガとのイデオロギー闘争について赤裸々に語っています。ドーム決戦へ向けた予習として必読です。
ドラゴンゲート2018年最後のビッグマッチとなった12・23福岡大会を詳報。メインでドラゴン・キッドが因縁のEitaを破りマスク死守。Eitaを丸坊主にしたことで抗争に一応のピリオド。同大会はほかにもタイトルマッチを中心にリポート。
1年の振り返り企画として年内最終号恒例となっている表紙回数ランキング、各記者の回顧録もあり。また、特別付録として「STAR WRESTLERS 2019 CALENDAR」がついています。この1年活躍して、2019年の活躍も期待されるスター選手のカッコいいショット中心のカレンダー。各団体からそれぞれカレンダーは発売されていますが、プロレス界全体を対象にしたカレンダーが手に入るのは今週号の週プロだけ!
そのほか全日本・新木場、NOAH後楽園、みちのく後楽園、大日本・大阪、スターダム後楽園など注目大会リポート。水曜日発売(一部地域は発売日は異なります)。
本号が新日本プロレス1・4東京ドーム前発売の最終号。当日のメインでIWGPヘビー級王者のケニー・オメガに挑む棚橋弘至にあらためてインタビュー。決戦直前の棚橋はプロレス人生最大のヒリヒリを感じながら、それでもケニーとは相容れない自論を展開。いまや「保守本流」を自認する棚橋は、8度目のIWGPヘビー戴冠でイデオロギー闘争に決着をつけられるか!?
――ドームのケニー・オメガ戦がいよいよ直前に迫ってきました。
棚橋 あっと言う間でしたね。相容れないままここまで来ました。自分なりに盛り上げようと頑張ってきましたよ…嫌いなりに(苦笑)。ケニーは年内最終戦の後楽園ホールでもマイクで『思ったより私、人気なかったですね』でしたっけ? ファンに応援してよっていう含みをもったマイクするわけじゃないですか。ケニーから『ベビー、ヒール、古臭いこと言ってんじゃねえよ』と最初(の会見の時)に言われたんです。こっちが対立軸を提示しようとしたら。でも、このまま『どっちも頑張れ』でいったらケニーのプロレスをやるしかなくなってしまう。どっちがタフか削り合う攻防。じゃなくてプロレスってもっといろんな価値観があっていいと思うので。
──あくまでもケニー選手のスタイルは相容れない?
棚橋 ケニーは「俺のプロレスがすごい」の一元論なんです。ボクがやってきたプロレスは(相手に)隙があれば3カウントもギブアップも取れる、全部を出し尽くさなくても。隙をついて取られたら余力も残りますし。デビューしたころの週刊プロレスのインタビューでも、「詰め将棋、囲碁のようなプロレス」って…。
──言ってました。「プロレスは気絶大会じゃない」と、デビュー3カ月後の初インタビーで言ってます。
棚橋 だから(G1中に)SANADAが「頭から落とすだけがプロレスじゃない」って言ってすごくフィーチャーされましたけど、その前に俺が言ってたよって(苦笑)。そこに警鐘を鳴らすわけです。ケニーのプロレスだけがすごいのか!?と。
──でもケニー選手のプロレスもすごいですよね。年内最後の後楽園の試合であたらためて思いました。ああいうプロレスも…。
棚橋 単純に見てておもしろいですしね。
──あのメンバー(ケニー&飯伏幸太vs棚橋&ウィル・オスプレイ)の中だとあきらかに棚橋選手だけ浮いていました。
棚橋 ボクだけマイペースでした、はい。逆に存在感が出る。棚橋だけ試合のテンポが違ったっていうのはありましたけど。
──棚橋選手にケニー選手のようなプロレスができるのか!?という見方もされてますが…。
棚橋 できないと「もう俺たちのレベルじゃない」ってところでバッサリ切られちゃうんで。
──単刀直入に聞きますができるんですか?
棚橋 できないです。ていうかやらないです。できたとしてもやらない(キッパリ)。
詳細は12月26日(水)発売の週刊プロレス誌面にて。週プロmobile(月額324円)内のコーナー「週プロ早版」ではその他の掲載コンテンツも紹介しています↓↓↓
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