ソフトボール・マガジンで好評連載中の「うまカラ!~うまくなるカラダをつくろう!~」。スポーツトレーナーの木村友亮さんに、実際のプレーに結び付くトレーニングを紹介してもらい、「うまくなるカラダづくり」を目指す連載です。
ソフトボール・マガジン10月号では、前項に続き守備に必要なトレーニングを紹介。その第3回目は、ゴロの捕球に有効なトレーニングについて詳しく説明していきます。
ゴロを捕球する際の重心の位置は、より良い低さが求められますが、選手によって違いがあります。なぜなら筋肉量や柔軟性は人によって異なるからです。下半身に筋力があれば重心が低くなり過ぎていても、スムーズに動くことができるかもしれません。
しかし、筋力が十分でなければボールに向かうステップ(ランニング)のスピードが落ちてしまったり、細かいステップを踏む際に素早く動けない可能性があります。同様にヒザが伸び切っていても、柔軟性があれば地面にグラブが届くこともあるでしょう。ただし、次の送球動作への移行はスムーズでないかもしれません。腰高にならず、重心が低くなり過ぎずに捕球することが理想的だと思われます。
それでは今回は、ゴロの捕球に役立つトレーニング、ワイドスタンスデッドリフトを紹介します。背中の筋トレとモモの裏側のストレッチができます。
下の動画をご覧ください。
肩幅よりやや広めに足を広げ、胸を張り、目線を落とさず背中をしっかり伸ばします。そこから上体を指先が地面に着くぐらいまで前に倒します。頭からおしりまでが水平になるようにしましょう。
ヒザを曲げたり腰を落とさず、おしりをやや引く意識を持ちましょう。ポイントはゆっくりとした動作で行うことです。応用編として手の位置を変えることで、強度を上げることができます。
より詳しいワイドスタンスデッドリフトの説明や、そのほかのトレーニングメニューなどは、発売中のソフトボール・マガジン10月号を、ぜひご覧ください!
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