11月11日(土)、12日(日)の2日間、栃木県足利市・足利市総合運動場硬式野球場にて日本男子リーグ決勝トーナメントが開催され、高知パシフィックウェーブが13年ぶり2度目の優勝に輝いた。
東日本リーグ上位4チーム、西日本リーグ上位4チームがシーズンの日本一を懸けて戦う決勝トーナメント。準決勝まで勝ち上がったのは、1回戦で日本エコシステム(東2位)に3-0で完封勝ちした高知パシフィックウェーブ(西3位)、デンソー(東4位)を8-5で振り切った平林金属(西1位)、昨年の覇者・ダイワアクト(西4位)から2-0で完封勝利を挙げたトヨタ自動車(東1位)、地元・栃木のホンダエンジニアリング(東3位)を5-2で下した大阪桃次郎(西2位)だった。
12日の第1試合に行なわれた、高知パシフィックウェーブvs平林金属の準決勝は、高知パシフィックウェーブ・高橋速水と平林金属・松田光の日本代表投手対決に。試合は、高知パシフィックウェーブの四番・立石壮平が松田から2本の2ランを放ち、高知パシフィックウェーブが4-1で快勝した。
第2試合の大阪桃次郎vsトヨタ自動車は1点を争う接戦に。3回に大阪桃次郎が1点を先制すると、6回にトヨタ自動車が江口真史の適時打で同点に。するとその裏、大阪桃次郎が岡﨑建斗の適時打と投手暴投で逆転に成功する。トヨタは2点ビハインドで迎えた7回、連打からチャンスをつくったが1点を返すのみに留まり、大阪桃次郎が決勝へ駒を進めた。
決勝の先発マウンドに立ったのは、高知パシフィックウェーブ・高橋、大阪桃次郎・河野拓郎。高知パシフィックウェーブは、3回に中西健太の犠飛、中西康太の2ランで3点を奪取。さらに、5回に立石が、この日3本目となる2ランを放ってダメを押した。投げては高橋が4安打完封。高知パシフィックウェーブが13年ぶり2度目の優勝に輝いた。
なお、日本男子東西リーグの最終順位は下記のとおりです。
1位 平林金属
2位 大阪桃次郎
3位 高知パシフィックウェーブ
4位 ダイワアクト
5位 愛媛ウエスト
6位 旭化成
7位 Neo長崎
8位 ジェイテクト
9位 オール福岡
1位 トヨタ自動車
2位 日本エコシステム
3位 ホンダエンジニアリング
4位 デンソー
5位 大阪グローバル
6位 豊田自動織機
7位 埼玉県庁クラブ
8位 YKK
なお、日本男子リーグ決勝トーナメントの詳細は、12月22日発売のソフトボール・マガジン2月号に掲載予定です。
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