9月24日、東京五輪の会場でもある東京・お台場海浜公園で行なわれたOWS日本選手権。
OWSに挑戦する長距離選手が増え続ける流れのなか、今年は過去最多の男子76名(うち途中棄権2名、棄権2名)、女子41名(うち途中棄権1名、1位選手ゴール後30分の制限時間切れ1名)の計117名がエントリー。4カ所にブイが設置された1周1255mの周回コースを舞台、沖にはレインボーブリッジを望む最高のロケーションで、スタート前から会場の盛り上がりを見せたが、レースで圧倒的な存在感を誇ったのは、日体大だった。
男子は野中大暉が競り合いを制して初V、女子は前回王者の森山幸美が圧勝で連覇と、共に3年生スイマーが制したのを筆頭に、上位5名のうち男子は4名、女子も2名、日体大勢が名を連ねたのだ。
日体大では、練習でも競泳と合わせてOWS用の練習も取り入れているという。女子優勝の森山にその点について聞いてみると、練習量が豊富なことで知られる同大らしさが垣間見える答えが返ってきた。
「練習ではコースロープを外してブイを浮かべて約1時間20分、距離の目安は6500mで自分のペース泳ぐ。女子も男子と一緒に泳ぐので、最後は離されますが、いつも負けないぞ、と思って取り組んでいます」
これなら、なるほど、で終わったのだが、そのあと、続いた言葉に驚いた。
「その後、100m×30本をやります」
今年4月の日本選手権800m優勝者でもある森山は、練習で長い距離を泳ぐなかでも、100mごとの記録を意識することで、持久力のみならずスピードも養えている、と実感している。そのうえ、日常から切磋琢磨できる仲間がいることも大きなモチベーションになっているという。
もっとも、海外でのレース経験はまだまだ浅い。今回は敗れたものの、2度の五輪出場はじめ百戦錬磨の強者である平井康翔(SBI)、貴田裕美(コナミスポーツ)も黙ってはいないだろう。
少しずつその情勢に変化が見られてきた日本のOWS界。2020年に向かうに当たり、1年ごとにどのような勢力図となっていくのか、楽しみである。
文/牧野 豊
2024-05-15
元アクトレスのエース青野未来はなぜプロレスに帰ってきたのか。マリーゴールド旗揚げ戦は「プロレスラー青野未来として石川奈青に絶対勝ちます」【週刊プロレス】
2024-05-13
【新作情報】「BBM横浜DeNAベイスターズ ベースボールカード2024」開幕戦で本塁打、鮮烈デビューのルーキー度会隆輝など注目メンバーが多いベイスターズの2024年チームパックが発売!!
2024-05-15
【相撲編集部が選ぶ夏場所4日目の一番】大の里、左四つからの攻めをしのいで若元春に連勝し、1敗を堅持
2024-05-14
前人未到のK-1&ボクシングの2冠達成 今こそ知るべき武居由樹の壮絶人生
2024-03-25
【アイスホッケー】「アイスホッケーを続ける」ということ。
2024-04-01
ベースボール・マガジン社の人工芝一覧、導入実績、問い合わせ先 [ベーマガターフ]
2024-05-15
元アクトレスのエース青野未来はなぜプロレスに帰ってきたのか。マリーゴールド旗揚げ戦は「プロレスラー青野未来として石川奈青に絶対勝ちます」【週刊プロレス】
2024-05-13
【新作情報】「BBM横浜DeNAベイスターズ ベースボールカード2024」開幕戦で本塁打、鮮烈デビューのルーキー度会隆輝など注目メンバーが多いベイスターズの2024年チームパックが発売!!
2024-05-15
【相撲編集部が選ぶ夏場所4日目の一番】大の里、左四つからの攻めをしのいで若元春に連勝し、1敗を堅持
2024-05-14
前人未到のK-1&ボクシングの2冠達成 今こそ知るべき武居由樹の壮絶人生
2024-03-25
【アイスホッケー】「アイスホッケーを続ける」ということ。
2024-04-01
ベースボール・マガジン社の人工芝一覧、導入実績、問い合わせ先 [ベーマガターフ]