米国で新たなプロフットボールリーグ「the Alliance of American Football(AAF)」が発足することが、現地3月20日に発表された。複数の現地メディアによると、新リーグ・AAFはNFLビルズやコルツでGMとして手腕を振るったビル・ポリアン氏とスポーツ専門局ESPNプロデューサーのチャーリー・エバーソル氏が共同創設者となり、元スティーラーズのトロイ・ポラマル氏やハインズ・ウォード氏、元バイキングスなどのジャレッド・アレン氏ら、かってNFLで活躍していたスター選手が上級役職者として運営に携わるという。

他に名将ジョン・マッケイの子息で南カリフォルニア大などでフットボールに関わったJ.K. マッケイ氏、インドアフットボールや、かっての新リーグXFL、さらにはサッカーのMLSやプロレスのWWEで運営に携わったトム・ベイツ氏が上級役員として名を連ねた。

AP通信などによると、AAFの構想は以下の通り。
・NFLのチームが無い都市をフランチャイズにした8チームが参加
・1チームの登録選手は50人
・シーズンは12週
・2019年の第53回スーパーボウルが終わった翌週の土曜日2月9日に開幕し、2019年4月26~28日のいずれかでチャンピオンシップを開催する

という。ルール面では、
・ポイントアフタータッチダウン(PAT)は常に2ポイントコンバージョン
・キックオフはなく、25ヤードからオフェンスが始まる
・プレークロックは前のプレー終了から30秒で動き出す。NFLよりも10秒短くなる
・CMタイムアウトを無くし、試合はおおむね2時間半で終わる

などの特徴があるという。

創設者のエバーソル氏の父ディック・エバーソル氏は、米NBCのスポーツ部門で責任者を務め、同局のオリンピック中継や「サンデーナイトフットボール」の立ち上げに大きく関与してきた。AAFでも、運営の一員として息子のエバーソル氏をバックアップするという。

2019年2月の開幕戦は米CBSが中継する予定という。その一方で、チームやフランチャイズの都市に関する情報は現段階で一切ない。

仮にAAFが立ち上がって、2年目のシーズンにも存在していれば、WWEが新リーグとして2020年からの創設を発表している「XFL」とシーズンがバッティングすることになる。

米では、2000年代に入って、いくつもの新プロリーグ構想があったが、実際にリーグを立ち上げて試合開催までこぎつけたのは前述のXFLと、2009~12年まで続いたUFL(UnitedFootballLeague)ぐらい。大半が構想と発表だけで終わっている。今回のAAFは、NFLの元有名GMや元スター選手が名を連ねたのがこれまでの新リーグとは違うといえそうだが、現段階での先行きはまったく不透明だ。

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