■2018年3月21日 J2リーグ第5節
 千葉 6-1 讃岐
得点者:(千)高木利弥、清武功暉、船山貴之、茶島雄介、ラリベイ、山本真希
     (讃)我那覇和樹

千葉が6ゴールを記録し、今季初勝利を挙げた。立ち上がりからペースをつかみ、19分にCKから高木利弥が先制点をマークすると、ゲームを支配。後半にはさらに攻勢を強め、清武功暉のゴールを皮切りに計6度もネットを揺らした。終了間際に守備陣のミスから1失点を喫したが、終始讃岐を圧倒し、22本のシュートを放った。讃岐はプレスが空転して、守備が崩壊した。

変わらない監督からの信頼

闘争心に火がついた。千葉の高木は移籍1年目で開幕からスタメンに起用され続けてきたが、チームは4戦勝ちなし。結果がともなわず、もどかしい思いもあったのだろう。

「チームの勝利しか考えていなかった。勝ちたいという思いだけだった」

大幅にメンバーが入れ替わり、システムも4-3-3から3-4-2-1に変わるなか、エスナイデル監督の高木への信頼は変わらなかった。左アウトサイドで起用されると、持ち味のスピードを存分に生かし、指揮官の期待にしっかり応えた。

開始7分、左サイドからドリブルでぐいぐいと持ち上がると、ペナルティーエリア外から鋭いミドルシュートでネットを揺らす。フクダ電子アリーナの電光掲示板には大きく「ゴール」と表示されたものの、オフサイドの判定で取り消しに。

「ツキがないのかなと思った」(高木)

ただ、これで勢いがそがれることはなかった。19分にはショートコーナーから清武のクロスを綺麗に頭で合わせて先制点をマークする。「用意していた形から点を取れたことはよかった。チームの武器になると思う」と胸を張った。

後半になっても足は止まらず、ボールを持てば縦に仕掛け、オープンスペースにも積極的に飛び出した。86分には相手ペナルティーエリア内へドリブルで侵入して、巧みにPKを誘う。「切り返せば、飛び込んでくると思ったので」とニヤリ。

その2分後には前線を追い越して裏へ抜け出してスルーパスを受けると、ゴールラインぎりぎりから中央へ折り返し、山本真希のゴールをお膳立て。終了間際までスプリントを繰り返していた。

「それをしないと、俺がいる意味がないから。きょうはガンガンいこうと思っていた」

熱血漢の監督からは本能でプレーすることを促され、「もっとのびのびやれ」と言われ続けてきたという。そして、この日は何かが吹っ切れたように仕掛け、走り回った。

「もともと攻撃は好き。もっとゴールに絡んでいきたい。千葉のスタイルは自分に合っている」

新天地で確かな自信をつかんだ25歳は、ここからさらに大暴れすることを誓った。

取材◎杉園昌之 写真◎J.LEAGUE PHOTOS

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