4月3日から開幕する競泳の日本選手権。その前日練習が会場の東京辰巳国際水泳場にて行なわれ、有力選手が大会に向けて、抱負を語った。

 リオ五輪400m個人メドレー金メダリストの萩野公介(ブリヂストン/上写真左)は、日本選手権では3年ぶりとなる初日の400m自由形から登場。「大会最初の種目である400m自由形でいい泳ぎを見せ、自分で良い波をもってきたい。1年前よりクロールの泳ぎがいい感触で、練習のタイムもいいので、しっかりできれば」と上々の感触。

 この冬は体調不良もあり心配されたが、3月、スペインでの高地合宿ではしっかり追い込み、不安を払しょくしたようだ。

 萩野は400m自由形のほか、200m自由形、200m個人メドレー、そして得意種目の400m個人メドレーに出場予定。特に今年初レースとなる400m個人メドレーは「初レースだけど、一番練習を積んできた種目。どれくらいの記録が出るのが楽しみ」と前向きな姿勢を見せた。

●萩野関連記事

 一方、萩野のライバルでもある瀬戸大也(ANA/上写真中)は、3日目(4月5日)から始まる200m個人メドレー、200mバタフライ、6日目(最終日)の400m個人メドレーに出場予定だが、「今までの日本選手権の中で一番不安のある状態。練習は積めていますが、なかなか調子が上がってこない。まずはしっかり代表入りをすることが目標」と気になるコメント。しかし、「初レースまであと3日あるので、持ち前のポジティブな姿勢で調子を上げて、戦いたい」と、開き直って3日目に備えると自身に言い聞かせていた。

 この冬、絶好調で今大会の主役候補になりえる池江璃花子(ルネサンス亀戸/淑徳巣鴨高3年/写真右)は、引き続き、好調の模様。どの部分が強くなったかと問われると「全部です。この冬は多くの海外合宿で順調に練習ができた。全種目で自己ベスト更新、一番照準を合わせている100mバタフライでは準決勝(初日)から狙っていきたい。そして翌日の決勝ではP・オレクシアク(カナダ)が持っている世界ジュニア記録(56秒46)を更新したい」と力強く語った。池江にとって全種目自己ベスト=日本新だが、100mバタフライで勢いをつければ、続く100m自由形、50m自由形、50mバタフライでも好記録が期待できそうだ。

●池江関連記事

 米国に拠点を置いて2年目の入江陵介(イトマン東進)は、ベテランらしく落ち着いた様子で日本選手権を迎える。米国での大会でも好調ぶりをアピールしてきた入江は「100m背泳ぎは(日本水泳連盟が定めている)派遣Ⅰの52秒8、200m背泳ぎでは1分55秒台で、確実に代表に入ること」と目標を掲げ、夏の国際大会では「今年は世界規模の大会はないですけど、記録面では世界トップランクのレベルを目指したい」とシーズンを見越して、日本選手権に臨むスタンスだ。

●入江関連記事

取材◎牧野 豊

【2018年日本選手権1日目/4月3日の準決勝・決勝種目】
女子100mバタフライ 準決勝
男子100m背泳ぎ 準決勝
男子100m平泳ぎ 準決勝
男子400m自由形 決勝
女子50m背泳ぎ 決勝
女子50m平泳ぎ 決勝
【1日目/4月3日のNHK放送予定】
BS1/19:00~19:30(LIVE)
総合テレビ/19:30~20:15(LIVE)
※終了時刻は競技進行により変更になる場合があります。

This article is a sponsored article by
''.