※上の写真=コスタリカ戦で追加ゴールを決めたネイマール(写真/gettyimages)

 日本代表は初戦でコロンビアを下し、セネガル戦も押しながら勝ち点1を手にし、好調を維持して二巡目を終えた。グループステージ突破をかけたポーランドとの最終戦を前に二巡目に生まれたゴールの傾向を分析しておこう。対象となるのは16試合で生まれた47ゴールだ。【サッカークリニック編集部】

画像: ロシア・ワールドカップにおける二巡目の得点パターン(BBM)

ロシア・ワールドカップにおける二巡目の得点パターン(BBM)

PKとオウン・ゴールの数

・PK           :6(7)
・オウン・ゴール      :1(4)
 合計          :7(11)
※カッコ内は一巡目の数

PKとオウン・ゴールを除く40ゴールの内訳①

・ペナルティーエリア内  :36(90%)
・ペナルティーエリア外  :4(10%)

PKとオウン・ゴールを除く全ゴールの内訳(一巡目+二巡目)

・ペナルティーエリア内   :56(84%)
※総ゴール数は85。PKをオウン・ゴールを除いたゴール数は67
※ペナルティーエリア内では一巡目=20ゴール、二巡目=36ゴール

画像: 4ゴールを決めて得点ランキングの2位につけているロメル・ルカク(ベルギー代表)。写真/gettyimages

4ゴールを決めて得点ランキングの2位につけているロメル・ルカク(ベルギー代表)。写真/gettyimages

 一巡目のペナルティーエリア内の比率は74%(20点/全27点)だったが、二巡目にペナルティーエリア内で生まれたゴールは40、実に90%ものゴールがペナルティーエリア内で生まれた。一巡目には4本も決まっていたFKが二巡目には0になったことも影響しているだろう。

PKとオウン・ゴールを除く40ゴールの内訳②

・ヘディングも含めた1タッチ  :25(63%)
※足での1タッチ        :20(50%)
※ヘディング          :5(12%)
・2タッチ           :6(16%)
・3タッチ以上         :9(23%)

 二巡目の1タッチ・ゴール比率を見ると、一巡目の56%(15点/全27点)から63%へ上昇した。一方、ヘディングの割合は大きく低下している(30%→12%)。その分、割合が高くなったのが2タッチ以上によるゴールだ(30%→39%)。その背景には「二巡目」ということがあるのだろう。慎重に試合を進めたい一巡目と異なり、二巡目では「勝ち点計算」が頭をよぎる。結果、時間帯によってはオープンな展開となり、カウンター・アタックやペナルティーエリア内の守りが手薄になる。ゴールが一巡目の38から47へと大きく増加したのも同じ理由からだろう(1試合あたり2.4得点から2.9得点)。

画像: 得点ランクの首位を走るイングランド代表のハリー・ケイン(5ゴール)

得点ランクの首位を走るイングランド代表のハリー・ケイン(5ゴール)

画像: 本田圭祐がセネガル戦で貴重な同点ゴールを決める。この得点により、ワールドカップ3大会連続ゴールを記録

本田圭祐がセネガル戦で貴重な同点ゴールを決める。この得点により、ワールドカップ3大会連続ゴールを記録

時間帯別のゴール分布①(15分きざみ)

画像1: ※黄色は一巡目、緑は二巡目

※黄色は一巡目、緑は二巡目

時間帯別のゴール分布②(前後半)

画像2: ※黄色は一巡目、緑は二巡目

※黄色は一巡目、緑は二巡目

画像: 終了間際に値千金の逆転ゴールをFKから決めたトニ・クロース(ドイツ代表)

終了間際に値千金の逆転ゴールをFKから決めたトニ・クロース(ドイツ代表)

 一巡目に比べ、ゴール数が増えた二巡目。果たして、グループステージの最終戦となる三巡目はどのような展開になるのだろう。脱落の決まったチームにとっては消化試合になるが、多くのチームにとっては同時刻に開催されるライバルの動向を探りながらの神経戦になるかもしれない。やはり、多くのチームが慎重な試合運びを選ぶだろう。となれば、「間隙を突いての1タッチ・ゴール」が決勝トーナメントへの扉を開くカギとなるだろう。

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