安定したトップと
秀逸な左ヒジの使い方

 2018年春の第90回記念選抜高校野球大会2回戦(3月29日、第7日第1試合)、富島(宮崎)戦の3回無死一、二塁で、右前適時打を放った星稜(石川)・竹谷理央の打撃フォーム。

写真/ベースボール・クリニック

 内寄り高めに入ってきたチェンジアップをとらえた。

 投手としては1年春から公式戦で登板する万能選手。打者としては「技術の高さは石川でもトップ級だと思っている」と星稜・林和成監督から信頼を寄せられている。

 技術の高さの根底にあるのが「安定したトップの形」。構えからトップにかけて、体幹のひねりによってグリップを捕手側に引っ張る様子は見て取れるものの、両ヒジの角度、上腕とバットの角度はほぼ直角に保たれている。右足を高く上げてタイミングを取る形だが、上体の動きがシンプルでトップに安定して入ることを実現している。

 さらに、トップからスイングに入っていく際に左ヒジをたたんでいきながらも、リードする右腕がキープされていることで、バットのヘッドが残った状態でスイングを始動していることもポイント。このヘッドの残しがボールの見極めとともにヘッドスピードのアップを実現する。

竹谷理央/たけたに・りお
2000年8月31日生まれ。石川県・小松市立松陽中出身。173cm78kg。右投左打。

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