※米国のリデキーの影に隠れがちだが、200~800mまで世界トップクラスの力を持つティトマス
写真◎Getty Images

 6月30日から7月4日までの5日間、南オーストラリア州アクアティック&レジャーセンターで行なわれた豪州のパンパシフィック代表選考会は、夏の東京パンパシフィック選手権(8月9日~12日/パンパック)の代表選手選考会として行なわれた。すでに4月のコモンウェルス(英連邦)大会の成績により、代表入りを確実にしていた選手もおり、各選手によって今大会のアプローチは違ったが、女子の有力選手がさすがの活躍を見せた。

 まずは自由形短距離のケイト・キャンベルが50mを24秒12、100mで52秒61で優勝。来季以降への休養のため、夏のパンパックは欠場する妹のブロンテの分まで、活躍が期待される。

 池江璃花子(ルネサンス/淑徳巣鴨高3年)とメダル争いを展開することが予想されるエマ・マキーオンは、100mバタフライを56秒61で制し、100m自由形は53秒25でキャンベルに次ぐ2位に入った。

 ティーンエイジャーの活躍も目立ち、自由形で今季ハイレベルな記録を継続的にマークしている17歳のアリアーン・ティトマスは、400mで4分1秒73、800mで8分22秒82で優勝を果たした。ちなみに4月のコモンウェルス大会でも両種目で2冠に輝いているが、200mでも金メダルに輝いたタイラー・ラック(カナダ)に0秒04差の1分54秒85をマークし銀メダルを獲得している。

 そして若干16歳のケイリー・マッキューンは100m背泳ぎでは自己ベストとなる59秒62、200m背泳ぎで2分7秒65をマーク。昨年の世界選手権200m背泳ぎ覇者でコモンウェルス大会には出場していたエミリー・シーボームは欠場したものの、コモンウェルス大会よりも記録を上げて優勝を果たし、昨年の世界選手権(200m背泳ぎ4位)に続き代表入りを果たした。

画像: 昨年は、平泳ぎが専門種目の姉・テイラーとともに世界選手権に出場したマッキューン。2年連続での代表入りも決定し、今後がますます楽しみな選手だ 写真◎Getty Images

昨年は、平泳ぎが専門種目の姉・テイラーとともに世界選手権に出場したマッキューン。2年連続での代表入りも決定し、今後がますます楽しみな選手だ
写真◎Getty Images

 男子200m平泳ぎを2分8秒65で制したザカリー・スタッブレティクックは、19歳の新鋭。夏の世界ジュニア選手権で銅メダルを獲得した実績もあり、2年連続でジャパンオープンにも出場している選手が、今回、初めてシニア代表の座を射止めた。

画像: スタッブレティクックは日本の競技会にも参戦歴がある 写真◎Getty Images

スタッブレティクックは日本の競技会にも参戦歴がある
写真◎Getty Images

文◎スイミング・マガジン編集部

This article is a sponsored article by
''.