■2018年7月22日 J1リーグ第17節
鹿島 6-2 柏
得点者:(鹿)鈴木優磨2、中村充孝、土居聖真、安部裕葵、安西幸輝 (柏)キム・ボギョン、江坂任

※スコアボードに多くの得点者が並んだカシマスタジアムでの一戦。鹿島が鈴木の2ゴールなど、柏から6得点を奪った。写真◎J.LEAGUE PHOTOS

上位へ浮上するために勝ち点3を得たい13位鹿島と12位柏の対戦。キックオフ直後からホームの声援に押されるように攻め入った鹿島は、11分に中村のパスを受けた鈴木が先制点を奪う。17分にキム・ボギョンのゴールで柏に同点とされるも、41分には再び鈴木が左足でゴールネットを揺らし2点目。さらに4分後にも鈴木のクロスに中村が合わせて、前半のうちに3点を奪う。後半に入っても畳みかける鹿島は、59分からの6分間で土居、安部、安西が立て続けに加点。6ゴールを奪い、リーグ戦3試合ぶりの勝利を手にした。

6点目の安西「小さいことかもしれないけれど、これを継続していきたい」

鹿島のゴールラッシュが止まらない。

ロシア・ワールドカップでの中断期間が終わり、2か月ぶりに再開したJ1リーグ。再開後初戦となった前節の磐田戦で3-3と派手な打ち合いを演じると、この日も柏から大量6ゴールを挙げた。

「ボールを動かしたり、ポゼッションする場所、人数のかけ方、スイッチを入れるタイミング。中断期間で、そういうものが少しずつ(選手間で)合い出したのではないかなと感じている」

大岩剛監督は、攻撃の好調な理由をそう振り返る。

この日奪った6つのゴールは、いずれも複数の選手が絡んで生まれたものばかり。先制ゴールを含む2得点を挙げた鈴木優磨を筆頭に、土居聖真、安部裕葵、中村充孝といった前線の選手が目まぐるしくポジションを入れ替えながら、タイミングよくゴール前のスペースに顔を出してボールを受け、小気味よくパスを回してフィニッシュまで持ち込んだ。

また、6点目を生んだ左サイドバックの安西幸輝ら、後方の選手も果敢に前へ飛び出して攻撃に厚みを加えている。

「しっかりフリーランニングして、相手のウィークポイントをタイミングよく突いていけているのではないかと感じでいる」と、指揮官も手ごたえをつかんでいる。

「走り切ることだったり、クロスを上げきることだったり、中の選手を信頼してボールを預けることだったり。小さいことかもしれないけれど、それが積み重なってこれだけ点を取れていると思っている。これを継続していきたい」(安西)

「2ケタ得点は絶対に取りたいし、チームとしてもっと上(の順位)へ行けるようにしたい」(鈴木)

中断期間前の14試合では12得点と得点数がJ1ワーストだったが(15節時点※鹿島は1試合未消化)、ここ2試合で9ゴール。昨季は得失点差で優勝に手が届かなかった鹿島が、2シーズンぶりの頂点へ向けて後半戦を前に反撃の狼煙を上げた。


取材◎小林康幸

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