■2018年8月1日 J1リーグ第19節
浦和 2-0 川崎F
得点者:(浦)興梠慎三、ファブリシオ

 浦和は零封勝ちで6戦負けなし。開始7分、武藤雄樹の折り返しを興梠慎三が右足で合わせて先制点をマーク。リードを奪うと、自陣で守備ブロックを固めて、前半を無失点でしのぐ。後半もペースは変わらず、GK西川を中心に粘り強く守り、終了間際にはファブリシオがPKでダメ押し点を決めた。川崎Fは小林悠が好機を生かせず、5試合ぶりの敗戦。連勝は4でストップした。

※開始7分に先制ゴールを決めた興梠慎三。節目の10点目となった 写真◎J.LEAGUE PHOTOS

技ありゴールは「余裕があった」

 浦和の興梠が技ありのゴールを決めて、7年連続の2ケタ得点を達成した。武藤からのグラウンダーのクロスを右足で軽く合わせて、飛び出してきた相手GKの頭上をかわすシュート技術は目を見張るばかり。円熟味が増した32歳は「波がなくなってきた」と自身の成長を実感していた。節目の今季10点目はチームを2連勝に導く一発となり、ご満悦の表情だった。

「気持ちの余裕があった。キーパーが間合いを詰めてきたのでループしかなかったけど、とっさにその判断ができた」

 浦和に加入後、川崎Fからはリーグカップを含めて7点目。今季だけでも3ゴールを挙げている。すっかりお得意様となっており、「チャンスが多いのかもね。相手が攻めてくるから」とおどける顔はまんざらでもない様子だ。後半戦に入ってから3試合連続ゴールをマークしていれば、エースの口も軽くなる。昨季はキャリア最多の20ゴールを記録。点取り屋の本領発揮はこれから。興梠もチームもまだまだ勢いは止まりそうにない。

「チームが上位に行くためにも、フォワードである自分が決めないといけない」

 頼れる男の言葉には自信がにじんでいた。夏の反撃は始まったばかりだ。上位の川崎Fをホームでたたき、浦和は7位に浮上。目標のACL出場圏内もうっすらと見えてきた。

取材◎杉園昌之

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