監修/海老久美子(管理栄養士、公認スポーツ栄養士)

◎副菜

<材 料>
・ズッキーニ……1本
・にんにく……1片
・オリーブオイル……大さじ1
・モッツァレラチーズ……1個(100g)
・アンチョビ……小1/2瓶(23g)
・レモン汁……適量(お好みで)

<作り方> 約20分
1)フライパンでスライスしたにんにくとオリーブオイルを弱火で熱し、香りが出てきたら、縦にスライスしたズッキーニを入れ、火を強めて焦げ目がつくまで両面を焼く。
2)グラタン皿にズッキーニを並べ、間に薄く切ったモッツァレラチーズを挟むように並べ、上に細く切ったアンチョビを乗せる。
3)オーブントースターでチーズが溶けるまで加熱し、好みでレモン汁をかける。

<Point!>
! トマトやパプリカを加えてもおいしい。
! 味付けはアンチョビの塩気のみでOK。
! グラタン皿の代わりにアルミホイルでも大丈夫。

<栄養量>(球児1人分)
エネルギー 450kcal
タンパク質 31.5g
脂質    38.7g
糖質    6.7g
カルシウム 395mg
鉄     0.8mg
ビタミンA 42.5μg
ビタミンB1 0.08mg
ビタミンB2 0.08mg
ビタミンC 30mg
食物繊維  2.0g
※モッツァレラチーズ及びアンチョビの栄養素量は日本食品標準成分表に記載がないため参考値としてメーカー表示の値を採用し計算。

<Pickup栄養素>
カルシウム
カルシウムは骨や歯の大切な材料のほか、精神状態、筋肉の収縮にも関係する。汗からも失われるので、成長期の球児は特に不足のないように摂りたい。

高タンパク・高カルシウムの
モッツァレラチーズがポイント

 ズッキーニは今や、旬の夏には当たり前のようにスーパーの野菜売り場に並んでいる食材。形や色からして、きゅうりのようなズッキーニだが、種類としてはかぼちゃの仲間に入る。
 かぼちゃと同じように、炒めたり、焼いたり、揚げたり、湯通ししたりと、加熱することでいろいろな料理に使える。それでいて、かぼちゃほど硬くないので調理時間も短くて済む。

 実は、ズッキーニ自体は、ビタミンCやカリウムがちょっと多いくらいで、特に栄養価が高いわけではない。しかし、その分、存在感の割にクセがなく食べやすいというメリットもある。

 ズッキーニは、輪切りにしてトマトソースとあえるのが王道の形だが、ここではあえて縦にスライス。繊維の切れ方も違うので、見た目だけではなく、食感にも変化を感じるはずだ。

 コンビを組ませたのは、モッツァレラチーズとアンチョビ。
 モッツァレラチーズは水牛の乳で作ったチーズだが、手に入りにくく値も張るので、牛の乳で作った汎用品で問題なし。
 水分の多いタイプのチーズの中で、モッツァレラチーズは高タンパク質でカルシウムが豊富。今回使った量くらいで、だいたい牛乳1.5本分くらいのカルシウムが摂れる。球児にとっては、なかなか貴重なカルシウム源となる。

《PROFILE》
海老久美子(えび・くみこ)
立命館大スポーツ健康科学部副学部長。管理栄養士、公認スポーツ栄養士、博士(栄養学)。全日本野球協会医科学部会委員。JOC強化スタッフ。ジュニアからトップまで、各種目のアスリートへの実践的な栄養教育・サポートを実施。著書に『野球食』『野球食Jr.』『野球食のレシピ 』『女子部活食』(小社刊)などがある。

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