※男子66kg級・丸山城志郎(ミキハウス)は5月のGPフフホトで優勝

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8月29日から9月1日まで、インドネシアのジャカルタで行われるアジア競技大会。
日本代表は世界選手権に引けを取らないトップクラスの選手を送り込み、強豪ひしめくアジア勢と対峙する。
アジア王者を目指す柔道日本代表をシリーズで紹介しよう!

【男子60kg級】
志々目 徹[了德寺学園職]

画像: ※男子60kg級・志々目徹選手(了德寺学園職) Photo/近代柔道

※男子60kg級・志々目徹選手(了德寺学園職)
Photo/近代柔道

外国人キラー、三番手からの脱却へ

髙藤直寿(パーク24)、永山竜樹(東海大4年)が世界代表になり、志々目はこれに次ぐ位置付け。18年のGSパリは優勝したが選抜体重別で大島優磨(旭化成)に敗れてアジア代表に回った。 

 昨年の世界代表でもあり、ポイント獲得率が高い永山が世界第2代表になったが、アジア大会を最初の一歩として2年間勝ち続ければ、志々目にも東京五輪の目がない訳ではない。得意の左内股が爆発すれば外国人選手に強い志々目を再認識させることもできるだろう。GPフフホトは左足のケガで欠場したが問題はない。

ししめ・とおる/1993年3月8日生まれ/宮崎県出身/三段/財部柔心館道場/庄内中-宮崎日大高-日本体育大/左組み/得意技=内股/15年世界選手権3位、17年GSバクー優勝、16・18GSパリ優勝

【男子66kg級】
丸山城志郎[ミキハウス]

画像: ※男子66kg級・丸山城志郎選手(ミキハウス) Photo/近代柔道

※男子66kg級・丸山城志郎選手(ミキハウス)
Photo/近代柔道

アジアを足掛かりに、狙うは「打倒・一二三!」

多士済々の66kg級。丸山にとって、アジアで優勝すれば東京五輪へスッテップを切る最良の舞台になる。この階級は阿部一二三(日本体育大3年)という第一人者がいるので、ジャカルタでしっかり足場を固めて一気に東京を狙いたいところ。

 左内股に威力がある。ケガでブランクがあったが17年講道館杯で本格復活、以降は着実に実績を積み重ねてきた。17年GS東京では阿部をあと一歩まで追い詰めた。18年の選抜体重別は阿部は不在だったがしっかり優勝し、“阿部追撃”の体勢は整えた。

まるやま・じょうしろう/1993年8月11日生まれ/宮崎県出身/三段/泰山学舎/相原中-沖学園高-天理大/左組み/得意技=内股/17年講道館杯優勝、18年選抜体重別優勝、18年GPフフホト優勝

【女子48kg級】
近藤亜美[三井住友海上]

画像: ※女子48kg級・近藤亜美選手(三井住友海上) Photo/近代柔道

※女子48kg級・近藤亜美選手(三井住友海上)
Photo/近代柔道

第一人者カムバックへアピールしたい

2014年チェリャビンスク世界選手権で優勝したときは、まさに怖いもの知らず。右払い腰が面白いように決まり、崩せば寝技で「一本」を取った。しかしその後は、期待されたアスタナ世界選手権、リオ五輪、ブダペスト世界選手権はいずれも3位に止まり、やや停滞の感も。最大の原因は、組み手で外国人選手に制せられ、自分の柔道ができなかったことにある。

ただ、トップクラスでのキャリアは長いが、まだ23歳の若さ。東京五輪を目指す上ではアジアでしっかり勝って早く第一人者にカムバックし、次のステージにつなげていくことが肝要だ。

こんどう・あみ/1995年5月9日生まれ/愛知県出身/三段/大石道場/大成中-大成高/156cm/右組み/13・14・15・17年GS東京優勝、14年世界選手権優勝、15・17世界選手権3位、16年リオ五輪3位

【女子52kg級】
角田夏実[了德寺学園職]

画像: ※女子52kg級・角田夏実選手(了德寺学園職) Photo/近代柔道

※女子52kg級・角田夏実選手(了德寺学園職)
Photo/近代柔道

寝技師復活の勢いをジャカルタへ

関節技に特化した異色の柔道スタイルを持つ寝技師。対戦相手はどんなに警戒していても、いつの間にか角田の術中にはまり、十字を極められている。昨年はブダペスト世界選手権に出場し、決勝は同僚の志々目愛に「指導2」を付けながら内股「一本」で惜敗したが、初出場で堂々の銀メダルを獲得した。

 それ以降は、GS東京とワールドマスターズが7位、GSパリが5位と苦戦したが、選抜で見事に復活優勝。志々目、阿部詩(夙川学院高3年)との争いを考えると、これからが東京五輪に向けての本当の勝負になる。

つのだ・なつみ/1992年8月6日生まれ/千葉県出身/三段/河野道場/勝田台中-八千代高-東京学芸大/161cm/左組み/得意技=関節技/16年GS東京優勝、17年GSパリ2位、世界選手権2位、18年選抜体重別優勝

【アジア競技大会・柔道日程】

8月29日 男子60kg級・66kg級・女子48kg級・52kg級
8月30日 男子73kg級・81kg級・女子57kg級・63kg級
8月31日 男子90kg級・100kg級・100㎏超級・女子70kg級・78kg級・78㎏超級
9月1日  男女混合団体戦

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