鈴木健矢[JX-ENEOS]

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すずき・けんや/1997年12月11日生まれ。千葉県出身。177cm77kg。右投左打。木更津総合高-JX-ENEOS。小2から軟式野球を始め、捕手や内野手を務める。小6のときに袖ケ浦市の選抜チームにて投手を経験。中学時代は軟式野球部に所属し、2年秋から本格的に投手となった。高校では2年春にベンチ入り。サイドスローに転向した秋からエースとなって県大会優勝、関東大会準優勝に貢献し、3年夏にはセンバツ出場(2回戦敗退)。3年夏は県4強。卒業後の2016年にJX-ENEOSに入社。1年目から登板を重ね、補強選手として都市対抗出場。昨季は社会人日本代表にも選出され、アジア選手権の優勝やアジア・ウインター・リーグを経験した。3年目の今季も補強選手として都市対抗に出場。最速147㌔の速球とスライダーのキレ味は社会人でも屈指。

※写真上=鈴木健矢投手[JX-ENEOS]
写真◎ベースボール・クリニック

スライダーの解説

画像1: スライダーの解説
画像2: スライダーの解説
画像3: スライダーの解説

〈握り方のポイント〉
 2つの縫い目の間隔が狭くなっている部分のうち、向かって左の縫い目の左側に中指の薬指側を当てる。「縫い目に掛ける」より「縫い目の横に添える」イメージ。
 中指と薬指の間隔を大きめに広げ、親指の腹で縫い目をしっかり押さえて固定。深く握りながら、球がずれないように中指と薬指と親指の3点でロックする。

〈投げ方のポイント〉
 直球と同じように腕を強く振るが、リリースでは上方向にスッと指を抜きながら自分から見て時計回りの横回転を加える。鈴木投手は一般よりも腕の位置の低いサイドスローのため投げ上げるイメージでリリースするが、球が抜け過ぎるとキレが生まれないため、最後まで中指で粘って強めに回転をかけることを重視する。
 また、サイドスローは手首が寝ていると球が走らないので、腕の位置が低くても手首をしっかり立てることは重要。
 右打者の場合は、背中を目掛けて直球を投げるイメージを持つと外角のストライクゾーンに曲がる。左打者の場合は、通常よりも前でリリースする意識を持つと球が内角に食い込み、制球ミスがあっても打者の体の近くに投げられて、外角に抜けたボール球を防ぐことができる。

〈使い方のポイント〉
 カウント球ではスッと抜くだけのリリースで緩くて大きい変化に、決め球のときには中指で強く回転をかけて速くて鋭い変化にするなど、リリースの仕方で使い分けをする。
 また、大きく曲がらせるよりも直球の軌道に乗せる意識を持つ。例えば直球の軌道から左打者の軸足のヒザに向かって食い込むような内角スライダーを投げることで、打者を詰まらせることができる。

その他の球種

ストレート

画像1: その他の球種

カーブ

画像2: その他の球種

チェンジアップ

画像3: その他の球種

ツーシーム

画像4: その他の球種

文◎ベースボール・クリニック編集部
(この記事はベースボール・クリニック2018年8月号掲載『球道自在』の内容を再編集したものです)

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