悔恨を糧に目指す日本一のショート

 今夏の甲子園、報徳学園の小園海斗は、野球人生に一つの悔いを残した。

写真/ベースボール・クリニック

「高校生No.1遊撃手」の称号を引っ提げて、臨んだ第100回の記念大会。初戦となった2回戦の聖光学院(福島)戦では大会記録に並ぶ1試合3本の二塁打を打ち、そのすべてで本塁を踏み、チームを3対2での勝利に導いた。

 3回戦で対戦した愛工大名電(西愛知)の倉野光生監督に「小園君が出て、返すのが報徳のパターン。4打席回ってくれば4得点は仕方がない。ウチは5点以上取って勝つしかない」と言わしめたほどだ。その試合でも1点ビハインドの3回に、振り逃げで出塁すると、二盗に安打で三進。暴投で同点のホームを踏んだ。

 そうして進んだ準々決勝の済美(愛媛)戦。小園は1点を追う5回一死一、三塁の好機でチェンジアップを追いかけ空振り三振に倒れると、9回の守りでは先頭打者の遊ゴロを失策。相手にダメを押される痛恨のミスだった。良くも悪くもチームの勝敗に大きな影響を与える。それが小園の立ち位置。「この悔しさを今後の野球人生に生かしたい。球場をわかせられる選手になりたい」との希望を持つ。

 3日後に迫った運命のドラフト会議。「日本一のショート」を目指す小園が進む道が決まる。

小園海斗/こぞの・かいと
2000年6月7日生まれ。兵庫県・宝塚市立光ガ丘中(枚方ボーイズ)出身。178cm79kg。右投左打。

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