※写真上=昨年の78kg級表彰式
写真◎近代柔道

東京五輪に向けて熾烈な代表争い

今年の講道館杯は11月3、4の両日、千葉・ポートアリーナで開催される。同大会は、東京五輪につながる来年の“プレ五輪”ともいうべき世界選手権東京大会代表への第一関門。今季の世界選手権とアジア大会に出場したトップクラスはスキップするが、若手、中堅、ベテランの熱い戦いに注目したい。

[その2]
大会1日目 11月3日 女子=70kg級、78kg級、78kg超級

女子70kg級

 世界チャンピオンの新井千鶴(三井住友海上)、同3位の大野陽子(コマツ)、アジア女王の新添左季(山梨学院大4年)がエントリーせず、優勝争いは中堅と若手がメインになる。前年5位の前田奈恵子(JR東日本)や、前年2位で今春の選抜体重別3位の田中志歩(環太平洋大2年)らが有力といえるだろう。

 この3選手を脅かすのは、学生チャンピオンとして復活した嶺井美穂(桐蔭横浜大3年)。そして、実業個人優勝の西願寺里保(コマツ)。また、実業個人2位のヌンイラ華蓮(了德寺学園職)は14年世界選手権2位の実績を誇り、捲土重来を期す。さらには、進化が加速している朝飛七海(桐蔭横浜大1年)は昨年3位の実績を礎に優勝争いを目指す。

画像: 70kg級の田中志歩選手(環太平洋大2年)は前年大会のファイナリスト。伸び盛りの勢いで今年は頂点を目指す 写真◎近代柔道

70kg級の田中志歩選手(環太平洋大2年)は前年大会のファイナリスト。伸び盛りの勢いで今年は頂点を目指す
写真◎近代柔道

女子78kg級

 この階級の焦点は15年世界チャンピオンの梅木真美(ALSOK)が、再び日本の第一人者になる柔道ができるかどうかだろう。本調子の梅木なら、それは十二分に可能。今年の実業個人では決勝に進んだものの、選抜で負けた髙山莉加(三井住友海上)に再度敗れている。大いなる奮起を期待したい。

 現状でいえば優勝候補筆頭は髙山で、追うのが梅木と全日本学生2連覇の泉真生(山梨学院大4年)。そして若手に目を移すと、全日本ジュニアを制した和田梨乃子(三井住友海上)や、鈴木伊織(環太平洋大3年)も優勝争いの一角といえるだろう。

画像: 今夏の実業個人78kg級を制し、好調を持続して今大会に臨む髙山莉加選手(三井住友海上) 写真◎近代柔道

今夏の実業個人78kg級を制し、好調を持続して今大会に臨む髙山莉加選手(三井住友海上)
写真◎近代柔道

女子78kg超級

 寝技のうまい井上あかり(環太平洋大4年)が連覇を狙う。昨年の決勝では素根輝(南筑高3年)に勝って優勝した。新旧交代の時期にも来ている78kg超級。ただし、ベテランの山部佳苗(ミキハウス)と田知本愛(ALSOK)の実力と経験は侮れず、両者にも十分にチャンスはある。

 この他には稲森奈見(三井住友海上)、山本沙羅(福井県スポーツ協会)が有力。また、若手で注目されるのは全日本ジュニア覇者の児玉ひかる(敬愛クラブ)と、皇后盃2位の冨田若春(コマツ)。ともに今、力を伸ばしつつある有望株。さらには秋場麻優(環太平洋大3年)も、全日本学生戴冠の余勢を駆って頂点を見据える。

画像: 今年は皇后盃2位、実業個人優勝と好成績を残してきた冨田若春選手(コマツ)。78kg超級の優勝争いの一員となる 写真◎近代柔道

今年は皇后盃2位、実業個人優勝と好成績を残してきた冨田若春選手(コマツ)。78kg超級の優勝争いの一員となる
写真◎近代柔道

大会情報

◇期日
11月3日(土・祝)、4日(日)
※両日とも9時開会、17時閉会予定
◇会場
千葉ポートアリーナ(千葉県千葉市中央区問屋町1-20/TEL 043-241-0006)
※最寄駅=JR千葉駅、JR千葉みなと駅、京成電鉄千葉中央駅、千葉都市モノレール市役所前駅
◇日程
3日/男子60kg級・66kg級・73kg級・81kg級、女子70kg級・78kg級・78kg超級
4日/男子90kg級・100kg級・100kg超級、女子48kg級・52kg級・57kg級・63kg級
◇チケット情報
指定席2,000円、一般(自由席)1,000円、高校生以下(自由席)500円 ※未就学児無料
【前売販売(イープラス)】
10月9日(火)10時より販売中
【前売販売(全柔連事務局)】
10月9日(火)より11月2日(金)まで、一般と高校生以下のみ代金引き換えで販売(平日10~12時・13~17時)
【当日販売】
両日とも7時45分から大会会場入場券販売場所にて
◇テレビ放映(予定)
3日/NHK BS1 16時~
4日/NHK BS1 15時~

次回は大会2日目、男子90kg級、100kg級、100kg超級を紹介します。

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