上写真=メインを張る伊藤(中央)、節目のV5戦に臨む拳四朗(左)、兄・尚弥とバンタム級王座独占を期す井上拓真

 すっかり年末恒例となった複数世界タイトルマッチ開催。その第1弾が、正式に発表された。
7月にアメリカでWBO世界スーパーフェザー級王座を獲得した伊藤雅雪(伴流)の初防衛戦。WBC世界ライトフライ級チャンピオン拳四朗(BMB)が区切りの5度目の防衛戦。そして、井上拓真(大橋)が念願の世界初挑戦に臨む。試合は12月30日(日)、東京・大田区総合体育館で行われる。3試合のカードは以下のとおり。

WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦
チャンピオン   同級1位
伊藤雅雪(伴流)vs.イフゲニー・シュプラコフ(ロシア)

WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦
チャンピオン   同級8位
拳四朗(BMB)vs.サウル・フアレス(メキシコ)

WBC世界バンタム級暫定王座決定戦12回戦
同級2位                同級4位
ペッチ・CP・フレッシュマート(タイ)vs.井上拓真(大橋)

 指名試合に臨む伊藤雅雪
「シュプラコフはちょこまかと動き回る。的の絞りづらい選手。前回の試合で最初から攻め続けた姿を、日本のみなさんにも、ぜひ見せたい。僕自身がそうだったように、挑戦する立場の気持ちは強い。だから僕は、今度もその姿勢でいきます」

 すっかり年末の顔となった拳四朗
「相手のことも知らずに今日来ました(笑)。ニックネームが“ベイビー”だそうですが、ベイビー度ではボクが勝ってるかな(笑)。前回の試合で、戦い方もわかってきたので、KO勝利を続けたい」

 2年前の世界初挑戦は、発表会見当日のスパーリングで右手を負傷しキャンセル。念願の世界初挑戦に臨む井上拓真
「世界挑戦を流して悔しい思いをしてきた。でも、この2年間でしっかりキャリアを積めたし、2年前よりは必ず獲れるという自信がある」

 なお、井上拓真の暫定タイトルマッチについて、安河内剛JBC事務局長から経緯と扱いについて以下のとおり説明があった。
「JBC(日本ボクシングコミッション)、JPBA(日本プロボクシング協会)ともに、正規チャンピオンが負傷等で当分の間防衛戦を行えない場合等、“意味のある暫定戦”については認定します。逆に、正規、暫定とも、それぞれ“一人歩き”するような意味のない暫定戦については、海外で開催する場合でも協力はしないことで一致しています。
 今回の暫定タイトルマッチについては、長い間王座が空位となっており、1位(ノルダン・ウバーリ=フランス)と3位(ルーシー・ウォーレン=アメリカ)の間で指示された王座決定戦の交渉がまとまらず、こちらもズルズルと長い間行われていない。その状況で、9月に指名挑戦者決定戦に勝った井上選手にWBCが暫定戦の出場を求めてきたという次第です。
 JBCでも協議した結果、通常の世界タイトルマッチとして認定することを決定しました。1位、3位の正規王座決定戦は、12月1日、もしくは22日に行われるとWBCから連絡がありましたが、こちらが12月30日までに挙行されない場合は、ペッチ対井上戦が正規の王座決定戦になる可能性もあります」

画像: 左から寺地永BMBジム会長、拳四朗、伊藤、井上拓真、大橋秀行会長、団太路・伴流ジム会長、浜田剛史・帝拳ジム代表

左から寺地永BMBジム会長、拳四朗、伊藤、井上拓真、大橋秀行会長、団太路・伴流ジム会長、浜田剛史・帝拳ジム代表

 

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