写真上=トレードマークのハンマーを振り上げるメディナ(写真◎ボクシング・マガジン)

 11月12日、東京・後楽園ホールで亀田和毅(協栄)とのWBC世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦に臨む同級1位アビゲイル・メディナ(スペイン)が、協栄ジムで練習を公開した。縄跳び1ラウンド、シャドー3ラウンド、ミット1ラウンドの軽いメニューで手の内は見せず。すでにトレーニングは打ち上げ、コンディショニングは順調に進んでいると余裕を見せた。

画像: 練習ではハンマーパンチを封印したメディナ 写真◎ボクシング・マガジン

練習ではハンマーパンチを封印したメディナ
写真◎ボクシング・マガジン

 シャドーの間も笑顔でセコンドと会話を交わすなど、メディナはリラックスした様子。ミットでは軽快に動きながら連打を繰り出したが、ここでも自ら「ハンマー」と呼ぶ強打は封印した。

 偵察に訪れた兄の興毅氏は「あれだけではわからない」としながらも「肩周りや背中の筋肉はしっかりしている。パンチが重そう」とメディナの印象を語った。メディナのタフネスも気になるところだが、「アゴの形が見えない。アゴヒゲの奥に何か隠しているのでは?」と興毅氏。「アゴ狙って打ったら、ヒゲやん、みたいな(笑)」と、元世界王者エイドリアン・ブローナーを引き合いに出し、メディナの長いアゴヒゲはルールに抵触する可能性があると指摘した。試合では「あのアゴにぶちこんでくれたら面白い」と、スピードに加えてパワーもアップしてきた和毅のパンチ力に注目している。

 練習を終えて会見に応じたメディナは「コンディションは100%」と落ち着いた表情。和毅については「普通の日本人。作戦もない」と煙に巻いたが、パンチ力は「私の方が上」と自信を見せた。最後はスペインから持参したトレードマークのハンマーを振り上げてポーズをとり、勝利をアピールした。

取材◎藤木邦昭[ボクシング・マガジン]

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