毎年9月末に行われる「クリール・シューズトライアル」。その特別編として、東京・日比谷を舞台にNIKEシューズ3モデルのトライアルを開催。世界記録、日本記録をサポートした厚底と、アッパーのテクノロジーを参加者たちは、思う存分に体感した。
構成/クリール編集部 写真/阿部卓功

走った瞬間、驚きの声

 エリウド・キプチョゲ(ケニア)がベルリンマラソンで、大迫傑(ナイキ・オレゴン・プロジェクト)がシカゴマラソンで、続けざまに世界記録、日本記録を打ち立てただけに、ナイキのシューズへの注目度は、非常に高い。今回のトライアルも、募集後、参加人数はあっという間に定員オーバー。「シカゴの上位選手がみんなオレンジ色のシューズ(ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット)を履いていたのはインパクトがありましたね」(50代・男性)と、やはりトップ選手の快走は大きな影響力をもつのだ。

画像: NIKEのシューズを履き、ランへと繰り出す参加者たち

NIKEのシューズを履き、ランへと繰り出す参加者たち

 今回、参加者がトライしたのは3モデル。まず「ナイキ ズームフライ フライニット」は、この10月に発売されたばかりのズームフライの進化版。アッパーにはフライニットを使用し、リアクトフォームを採用したミッドソール内のプレートも、これまでのナイロンプレートから、ヴェイパーフライ4%と同じカーボンプレートへと変更された。

 そして「ナイキズームペガサスターボ」は、ヴェイパーフライ4%と同じズームXフォームを搭載した、キプチョゲなどトップ選手からのフィードバックを受けて開発されたトレーニング用モデル。さらに「ナイキエアズームペガサス35」は、35代目となる人気モデルのアップデート版で、ミッドソールにナイキ ズーム エアを搭載し、クッション性と反発性を備えている。

 シーズンたけなわ、スピードのあるレース用シューズを求める参加者も多く、なかでも高かったのは「ズームフライ フライニット」への関心度だ。厚底による衝撃吸収性、見た目に反する軽量性、そしてカーボンプレートが生み出す反発性と推進力はインパクト大。走りだした瞬間から驚きの声が多数あがった。

「反発がすごくて思った以上に前に進む。履き慣れたら、すごいと思いますよ」(40代・男性)

「沈まないし、前に進む感じがあって安定感もある。走っていて一番楽しいシューズです」(50代・女性)

「レース終盤になると、同じペースなのにナイキを履いているランナーのほうが、スイスイ前に進んでいる印象があったんです。長い距離になればなるほど威力を発揮するのかもしれません」(50代・男性)

 大迫らトップ選手たちが履くヴェイパーフライ 4% フライニットは発売されて即売り切れる人気ぶりで、なかなか手が届かないのが現状だ。それだけに、ヴェイパーフライに近い感覚で履くことができるズームフライは、速さを求める多くのランナーに訴求する可能性を秘めたものだといえよう。

画像: 自分の脚でしっかりとその感触を確かめた

自分の脚でしっかりとその感触を確かめた

「足幅が狭い」説は本当か?

 ところで、「ナイキのシューズは足幅が狭く、日本人には合わない」という説を聞いたことがあるだろうか。確かに、幼少期や学生時代に、自分の足に合わなかった体験を経て、「ナイキは狭い」という印象をもった人がいるかもしれず、それが、長い月日をかけて“都市伝説”のように伝わり、現在も、ランニングシューズへの印象に影響を与えている可能性はある。

 だが、そうした根拠不明瞭な説を覆すエビデンスが、確かにあるのだ。それは、ナイキのシューズで日本記録をマークした2選手の足型だ。大迫の足型を計測すると、左足がE、右足は3Eと左右に大きな差があった。逆に設楽悠太(Honda)は両足ともにAと極端に細かった。それだけ個人差があり、左右の足でも差がありながら、彼らは市販されているものと同じモデルで走っている。それだけ、ナイキのシューズは、どんなタイプの足型のランナーにもマッチするといえるのだ。

画像: 右よりキプチョゲ(左・E/右・2E)、大迫(左・E/右・3E)、設楽(左右ともにA)の足型。アッパー素材のフライニットは、どんなサイズの足にも快適なフィット感をもたらす(画像提供/NIKE)

右よりキプチョゲ(左・E/右・2E)、大迫(左・E/右・3E)、設楽(左右ともにA)の足型。アッパー素材のフライニットは、どんなサイズの足にも快適なフィット感をもたらす(画像提供/NIKE)

 そうした汎用性を生み出す要因は何か。今回のトライアルで特に注目されたのがアッパー素材「フライニット」の存在だ。「ナイキはアッパーが合わないと思っていましたが、フライニットはすごく良かった。完璧」(50代・男性)というように、ズームフライのフィット感を称賛する声が非常に多かったのだ。

 2012年夏のタイミングで登場したフライニットも、大きく進化を遂げてきた。スマホケースなどに使われるTPUという素材を糸に巻き付けて編むことで、軟らかいだけでなく適度なサポート力も実現。さらに、しっかりと足を制御できるようになったのはもちろん、ペットボトルを再生した素材も使うことで、環境にも配慮したものとなっているのだ。伸縮性があり、幅広でも適度なフィット感を得られるズームフライ フライニット。もちろん、メッシュ素材が好みであれば、ペガサス
ターボ、ペガサス35という選択肢もしっかりある。

 厚底ソールに話題が集まりがちだが、「フライニット」などのアッパー素材も見逃してはならない。厚底革命とともに、フィットの概念を変えるナイキシューズのアッパーの進化にも、今後は大いに注目だ。

TRIAL SHOES

●クッション性が良く、足がどんどん進む感じがした。アッパーのサポート性も良かった(30代・女性)
●クッション性と反発性が両立している。軟らかいのにポンポンと弾む感じは、今までにない感覚(40代・男性)
●やや前足部着地になり、プレートの反動で後ろ足が追従する感じ。レースで試してみたい(50代・男性)

画像: ナイキ ズーム フライ フライニット NIKE ZOOM FLY FLYKNIT ¥16,000+税

ナイキ ズーム フライ フライニット
NIKE ZOOM FLY FLYKNIT
¥16,000+税

●少し、ゆとりのあるフィット感が自分に合う。自然とストライドが広がり、ペースが上がるので良い練習ができる(40代・男性)
●足底筋膜炎でも痛みを感じなかった。長い距離でも痛みなく走れそう(40代・男性)
●歩いたときにはフワフワ感があるが、走り出すとちゃんと推進力もある。足に優しくトレーニング用として良い(50代・男性)

画像: ナイキ ズーム ペガサス ターボ NIKE ZOOM PEGASUS TURBO ¥18,000+税

ナイキ ズーム ペガサス ターボ
NIKE ZOOM PEGASUS TURBO
¥18,000+税

●クッション性も反発性もあり、ダルい感じがしない。土踏まずの部分が盛り上がり、サポートも感じる(50代・男性)
●安定感があって、足にフィットするので、足への負担が少なくて良かった。デザインもかっこいい(40代・女性)

画像: ナイキ エア ズーム ペガサス 35 NIKE AIR ZOOM PEGASUS 35 ¥12,000+税

ナイキ エア ズーム ペガサス 35
NIKE AIR ZOOM PEGASUS 35
¥12,000+税

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アンケート用紙に熱心に感想を書き込んでいく

NIKEへのこれまでの印象・履いてみての印象

以前、ナイキのバスケットシューズを買い幅が狭いと感じたが、今日履いてみてとても良かった。次のレースではペガサスターボを履いてみたい(40代・男性)/今日履いたシューズはクッション性がありながらスピードが出る。今までの常識が変わった(40代・男性)/シューズごとにキャラクターを設定して、独創的で面白いシューズを作っている。脚へのダメージを感じなかったのにも驚いた(30代・男性)

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