箱根駅伝のエントリーメンバーから展望する3チーム目は東京国際大。創部8年目のチームは箱根駅伝予選会を過去最高の6位通過と、着実に力を付けている。

※写真上=前回の箱根駅伝でタスキをつなぐ1区・真船(左)と2区・伊藤(写真/荒川祐史・陸上競技マガジン)

東京国際大チームエントリー

東京国際大    5000mSB  10000mSB
浦馬場裕也(4) 14分25秒40 29分31秒75
河野  歩(4) 14分11秒10 29分17秒29
堤  完一(4) 14分24秒31 30分44秒42
伊藤 達彦(3) 14分00秒99 28分28秒62
内山 涼太(3) 14分20秒42 29分28秒21
佐藤 雄志(3) 14分25秒02 29分55秒56
菅原 直哉(3) 14分37秒69 30分08秒90
山瀬 大成(3) 14分23秒50 29分30秒70
真船 恭輔(3) 14分35秒04 29分34秒59
T・モグス(3) 13分36秒78 28分16秒35
相沢 悠斗(3) 14分10秒52 30分20秒16
渡邊 和也(2) 14分24秒61 30分47秒65
加藤 純平(2) 14分44秒76 31分11秒10
佐伯  涼(2) 14分24秒67 30分00秒89
芳賀宏太郎(1) 14分31秒31 29分37秒81
會田 純己(1) 14分37秒70 30分37秒72
チーム平均     14分22秒11 29分50秒73 
※箱根駅伝エントリーメンバーと5000m、10000mの今シーズンのベストタイム(12月14日現在)

チーム力は年々上昇

 箱根駅伝初出場を果たした15年度は予選会9位通過、2回目の出場となった昨季は10位通過とギリギリで本戦への切符を手にした東京国際大。今回の予選会6位通過には大志田秀次監督も「自分たちのレースをして予選を通過できればと思っていたので驚いた」と話したが、それは地力がついてきた証拠でもある。
 前回の箱根経験者で予選会でも主力となった河野歩、相沢悠斗、伊藤達彦、真船恭輔、佐伯涼、渡邊和也の6人は順当にメンバー入りした。前回までは他に留学生がいたため走れなかったタイタス・モグスも予選会を経験し、チームの柱に成長。日本人では今季、急成長を遂げた山瀬大成が予選会でチーム6位に入った。前回の往路3~5区の主要区間を含めた4人が抜けた穴は小さくないが、それを補ってもおつりがくるだけの力を付けているといえるだろう。

画像: 予選会でチームトップとなったモグス(写真/小山真司・陸上競技マガジン)

予選会でチームトップとなったモグス(写真/小山真司・陸上競技マガジン)

序盤で流れを作れるか

 前回大会を経験している1区・真船、2区・伊藤は本人たちが希望する同区間での起用となるか。1区には予選会でチーム2位の成績を残した相沢も候補に挙がる。伊藤は10000mで28分28秒62とチームのエースと呼べる結果を残した。それでも1、2区は我慢の展開になることは避けられないだろう。自分の走りを貫き、上位に少しでも近い位置でタスキをつなぐことがポイントとなる。3区には前回大会でも留学生を起用したように、今回もモグスが予想され、ここから攻勢に出たいところだ。そして大志田監督がキーポイントに上げるのが4区で、実業団から入学した元世界選手権代表の渡邊和也の起用もあり、1~4区には経験、実績のある選手が並びそうだ。一方で経験者が卒業した5区はルーキーの會田に大志田監督も期待を寄せる。山下り6区には前回区間8位の河野がいるだけに、5区をうまくつなぐことができれば、目標のシード権に近づく。7区以降も予選会に出場した選手中心にオーダーが組まれていきそうだ。
 これまでに出場した2回の箱根駅伝はともにレースの流れに乗ることができずに17位だった。序盤でうまく滑り出せば、過去最高順位、そしてシード権が見えてくる。
文/陸上競技マガジン編集部

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