ロードレース界を席巻している厚底シューズ。HOKA ONE ONE(ホカ オネオネ)は、包み込まれるような感触のクッション性と驚くほどの軽さにファンが急増中のランニングシューズだ。
 競技者ランナー層にも浸透中のHOKA ONE ONEだが、今回は自身もその履き心地を実感し、愛用しているプロランニングコーチ・金哲彦さんが、そのメリットや使い方をレクチャーする。
取材/和田悟志 写真/田中慎一郎、BBM

PROFILE 講師◎金哲彦

きん・てつひこ/1964年2月1日生まれ、福岡県出身。プロランニングコーチ。早大では1年時から箱根5区に抜擢。4年連続で5区を任される。区間賞2度受賞。卒業後はリクルートに入社しランニングクラブ創設。引退後はコーチとなり数々のオリンピック選手を指導。2002年にNPO法人ニッポンランナーズを創設し一般市民ランナーやプロアスリートの指導に当たっている。

LESSON1 
厚底シューズの良さとは?

画像: LESSON 1 厚底シューズの良さとは?

 HOKA ONE ONEの厚底シューズは、“乗り込みやすい”というのが大きな特徴です。最近は、トップアスリートはもちろん、ジュニアの長距離選手でも、フォアフット(前足部着地)を意識して走る人が増えてきました。フォアフットは“拇指球から地面に着いて、カカトは着かない”と思っている人もいるようですが、確かにカカトを着かずに走る人もいますが、前足部から接地して、カカトまで地面に着いて蹴り出すのが一般的です。地面からの反動にうまく体重を乗せて走ることが、上手な体重移動につながります。HOKA ONE ONEのシューズを履くと、その反動をちゃんと生かして走れるのです。

 これまでレースシューズといえば、薄底が主流でしたが、地面をとらえる感覚がダイレクトに得られるので、拇指球から爪先にかけてで地面を蹴って、ものすごいキック力を発揮する選手は、うまく地面からの反発力を得られていたのだと思います。しかし、その半面、キックだけに頼るばかりに、アキレス腱を故障する選手が多いのも事実です。例えば、ケニア人ランナーは、カカトを着かない走りをしていますが、彼らのアキレス腱は長くて硬いんです。それに骨盤が前傾していて、大腰筋が発達しているからこそ生み出されるパワーもあります。それと同じ走りを日本人が真似しようと思っても、負担が大きくて、ケガの原因になるだけです。

 さらに、今の時代は、ピッチ(回転数)が速いだけでなく、ある程度ストライド(歩幅)も大きくないと世界のスピードには対応できません。ストライドを生み出すためには、キックだけでは限界があります。

 その点で、HOKA ONE ONEの厚底シューズは、前足部からカカトまでしっかり乗り込んで体重を乗せて、地面からの反発をうまく活用できるので、あまり大きな力で蹴らなくても、ストライドを生み出すことができます。だから、これまでは薄底シューズに慣れている人でも、厚底シューズを履きこなせるようになったら、同じようなスピードでも、足への疲れ、ダメージは格段に小さくなると思います。走行距離が長くなるほど、実感できるはずです。

画像: HOKA ONE ONE は、前足部からカカトまでしっかり乗り込んで体重を乗せ、地面からの反発を活用できる ので大きなストライドを生み出すことができる

HOKA ONE ONE は、前足部からカカトまでしっかり乗り込んで体重を乗せ、地面からの反発を活用できる
ので大きなストライドを生み出すことができる

LESSON2 
HOKA ONE ONEは何が違う?

画像: LESSON 2 HOKA ONE ONEは何が違う?

 これまでにも底の厚いシューズはありましたが、それらのシューズと、HOKA ONE ONEのシューズとでは、発想が全く異なります。

 従来の厚底シューズは、カカト着地を前提に設計されており、カカトからの着地衝撃を保護する機能や、プロネーション(着地の際に足が内側に倒れる動き。これが過剰だとケガにつながる)をできるだけ起こさないようにする機能が付いていました。でも、それだと、カカトが重くなるので、スピードを出して走るのが難しい。一方で、HOKA ONE ONEのシューズは、厚底にもかかわらず、軽い。だから、スムーズな足の運びが可能なのです。世の中は、フォアフットにシフトしてきていますが、当然従来の厚底シューズは、そういった走りには適していません。

 先日参加したハーフマラソンに、元世界トップのスキー選手も参加されていたのですが、そのスキー部の選手の方々も夏場の体力づくりのランニングでHOKA ONE ONE のシューズを履
いているそうです。「もう前のシューズには戻れない」と言っていましたね。

LESSON3 
どんな練習に履けばいい?

画像: LESSON 3 どんな練習に履けばいい?

 HOKA ONE ONEの厚底シューズで、これまでと違う感覚が得たいのであれば、まずは長い距離の練習で履いてみるのがお勧め。それから、普段から履き慣らし、インターバルなどのスピード練習でも履くようにするといいと思います。とにかく大事なのは練習を継続すること。どんなに努力しても、故障をして練習が途切れては、パフォーマンスアップにはつながらないので。

 また、従来の薄型シューズは体重が軽いほうが有利でしたが、HOKA ONE ONEの厚底シューズは反発を利用できるので、それほど体重を気にする必要はないでしょう。特に、中高生は体づくりも大切ですから、そういった観点からもお勧めしたいです。

 HOKA ONE ONEのシューズでは、クリフトン 5が、最もバランスがとれており、オールマイティーに履くことができます。それに、ファッション性もあるのでかっこいい。また、薄型のパフォーマンスシューズから移行するなら、トレーサー 2もいいでしょう。HOKA ONE ONEの特長がありつつ、軽量なので、スピード練習などにも十分に対応できます。

オススメモデルはコレ!

クリフトン 5
CLIFTON 5

画像1: ¥17,000(税別)

¥17,000(税別)

先進フォーム素材採用の独自のボリュームミッドソール構造は軽量でありながら非常に優れたクッション性を持ち、カカト付近から始まるメタロッカーや前足部の柔軟性と合わせ、素晴らしく滑らかな走り心地を提供。

トレーサー 2
TRACER 2

画像2: ¥17,000(税別)

¥17,000(税別)

高速かつ非常に軽いロードレース用シューズ。軽さ、反発性、クッション性を兼備。カカトのクッション性と前足部の高い反発性を誇るミッドソールとフィット感の良さが、独自のプロテクションとパフォーマンスを実現する。

画像1: オススメモデルはコレ!
画像2: オススメモデルはコレ!

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