写真上=鮮やかな初回TKO勝ちで初陣を飾った李健太
(写真◎ボクシング・マガジン)

 高校6冠の李健太(帝拳)が2日、後楽園ホールでプロデビュー戦を行い、スーパーライト級6回戦でタイ・ライト級8位アピシット・ナムコーに初回3分8秒TKO勝ちした。

 身長180㎝のサウスポー李は、立ち上がりから速く的確な右を突いて試合を支配。「1ラウンド目は経験を積むためにも右だけで」という予定通りに運んでいたが、セコンドから「出していいよ」の指示が出ると、2分45秒で初めて左を伸ばす。続けて繰り出した3発目の左ストレートが鮮やかに顔面を捉えると、アピシットは吹っ飛ぶように倒れ込み、カウント中にストップされた。

「(左は)バッチリでした。当たって(相手の目が)飛んでたのを見る余裕がありました」と笑顔で振り返った李。大阪朝鮮高級学校時代はインターハイなど高校6冠に輝き、日本記録の62連勝をマーク。日本大に進みリオ五輪代表の座を狙うも届かず、プロを志した。

 大学時代は拳を2度骨折するなどケガに泣いたが、昨年卒業後は大和心トレーナーのもと、じっくりとプロのスタイルを学んできた。「天下の帝拳ジムで練習させてもらい、今日は自信しかなかった」という李の目標は「もちろん山中慎介さんです」。大和トレーナーとともに「神の左」の極意を追い求めていく。

取材◎藤木邦昭

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