タイ・バンコクで2月3日(日曜日)に開催された、2回目を迎える「アメージング・タイランド・マラソン・バンコク」を走ってきました。バンコク市内・郊外のホットな観光名所も巡ってきましたので、レースの模様も合わせて3回に分けて紹介していきます。まず1回目は、バンコク市内のニュースポットから。
取材・文=高橋幸司 協力=タイ国政府観光庁

暑い街中よりも、涼しいトレッドミル?

「知らない場所に行ったならば、まずは走ってその土地の雰囲気を感じとる」のは、多くのランナーがすることではないだろうか。私も今回の取材が初めてのタイ。大会3日前の1月31日夕方にバンコクに入り、一夜明けて、早速ランシューを履いて市内へ走りに出かけてみた。

 11月に開催される国内最大の「バンコクマラソン」をはじめ、シーズンに入ると国内各地でレースが行われるなど、タイはランニング文化が非常に盛んなのだそうだ。「週末の朝と夕方は、市内の公園にたくさんのランナーが集まっていますよ」と通訳の方も教えてくれたが、なかでも、市民の憩いの場であるルンピニ公園はNo.1のランニングスポットとして知られていて、それは昨年この大会を走った樋口元編集長もレポートしていた。

 ただ、今回私が宿泊した、トンロー地区にある「ホテル・ニッコー・バンコク」からは、ルンピニ公園へは若干距離がありそうだった。それならば、地理の授業でも習った大河チャオプラヤーが3㎞ほど南に流れているので、行ってみようとスマホの位置情報を見ながら出発。

画像: 今回宿泊した「ホテル・ニッコー・バンコク」は今年1月に開業したばかり。駐在員が多く住むトンロー地区にあり、BTSのトンロー駅からもすぐ近くとアクセスが良い。                       Thonglor, 27 Soi Sukhumvit 55, Sukhumvit Rd, Klongtan Nua, Watthana, Bangkok

今回宿泊した「ホテル・ニッコー・バンコク」は今年1月に開業したばかり。駐在員が多く住むトンロー地区にあり、BTSのトンロー駅からもすぐ近くとアクセスが良い。                       Thonglor, 27 Soi Sukhumvit 55, Sukhumvit Rd, Klongtan Nua, Watthana, Bangkok

 人口約570万(2015年統計)の大都市バンコクは、近代的なビルやマンションが建設ラッシュ。ARL(エアポート・レール・リンク)、BTS(高架鉄道)、MRT(地下鉄)の鉄道網も延びるなど急発展している。それでも、街中は東南アジアの都市らしい雑踏の雰囲気を残している印象で、道路を行き交うたくさんのバイクや、歩道沿い立ち並ぶ屋台を見ているだけでも刺激的。本場のタイ式マッサージ店や、セブンイレブンの緑と赤の看板も、頻繁に目に飛び込んでくる。

画像: たくさんのバイクが行き交う市内の道路

たくさんのバイクが行き交う市内の道路

画像: 活気あふれる街中。PM2.5の対策でマスクをしている人もいた

活気あふれる街中。PM2.5の対策でマスクをしている人もいた

 とはいえ、乾季でも最高気温が30℃前後にもなる暑さの中、雑踏をかき分けて街中をランニングしているのは、見渡しても自分一人…。屋台で売られているスイカでノドを潤したくなるが、お金をホテルに置いてきてしまったことを後悔する。市内を走るなら、やはり木陰があって走るコースも整った公園のほうがよいかもしれない。

画像: ちなみに、こちらがルンピニ公園の様子。自然が豊かで、バードウォッチングエリアとしても人気が高いそうだ

ちなみに、こちらがルンピニ公園の様子。自然が豊かで、バードウォッチングエリアとしても人気が高いそうだ

 往復5㎞ほど汗をびっしょりかき、バンコクの「暑さ」と「熱さ」を体感。しかし、ホテルに戻ってきてツアーの同行者に言われたのは、「僕はトレーニングジムで走ってきましたよ」。そう、わざわざ暑い場所を走らずとも、ホテル・ニッコー・バンコクにはトレッドミルのあるフィットネスセンターがしっかり備わっている。涼しいうえに窓からの眺めもよく、マラソン本番へ向けて調整するのにも最適。チェックアウト後でもロッカールームが使えるのも、ランナーにとってはうれしい。

画像: ホテル・ニッコー・バンコクの6階にあるフィットネスセンター。サウナやロッカールームが備わっており、ヨガのセッションも受けられる

ホテル・ニッコー・バンコクの6階にあるフィットネスセンター。サウナやロッカールームが備わっており、ヨガのセッションも受けられる

画像: 同じ6階にあるプールテラスではリゾート気分が味わえる

同じ6階にあるプールテラスではリゾート気分が味わえる

画像: 同じく6階にあるレストラン、オールデイダイニング「オアシス」。朝食ではタイ式ヌードルをはじめ、和洋織り交ぜた料理が楽しめるのがうれしい

同じく6階にあるレストラン、オールデイダイニング「オアシス」。朝食ではタイ式ヌードルをはじめ、和洋織り交ぜた料理が楽しめるのがうれしい

一面ガラス張りの床に足がすくむ…

 さて、そんな建設ラッシュに沸くバンコクにおいて、現在の最注目スポットの1つが、昨年11月にオープンした国内No.1の高さ314mを誇るビル「キングパワー・マハナコーン」だ。ブロックがらせん状に積み上げられたような独特の形状が面白いのだが、何より最上階にある「マハナコーン・スカイウォーク」から眺める、バンコクの街並みとチャオプラヤー川の雄大な流れは、まさに壮観。

画像: 「キングパワー・マハナコーン」は、地震国・日本では決してお目にかかれないような独特の形状

「キングパワー・マハナコーン」は、地震国・日本では決してお目にかかれないような独特の形状

画像: タイNo.1の314mの高さから、バンコク市内を一望できる。右奥がチャオプラヤー川

タイNo.1の314mの高さから、バンコク市内を一望できる。右奥がチャオプラヤー川

 ただ、景色を眺められるだけではない。何とここには世界最大級の広さを誇る、ガラス張りの床があるのだ。ということは、足元からは314m下の地上まで丸見えというわけで…。「大丈夫、大丈夫」と心に言い聞かせても、さすがに脚がすくみ、歩く姿は自然とへっぴり腰に…。

画像: 靴にシューズカバーを付けることでガラス床のエリアに入ることができるが、高所恐怖症でなくとも、足元がフワフワと浮く感じで怖い…。度胸試しにもぜひ。

靴にシューズカバーを付けることでガラス床のエリアに入ることができるが、高所恐怖症でなくとも、足元がフワフワと浮く感じで怖い…。度胸試しにもぜひ。

 もう一つ、バンコクを一望できる名所を紹介したい。高級ホテル「バンヤンツリー」の最上階61階にあるダイニングバー「ヴァーティゴ&ムーン・バー」だ。ここでは本格的なグリルやおいしいお酒を味わいながら、美しいバンコクの夕暮れや夜景を満喫できる。

画像: 手前がダイニングエリア、奥のスタンディングのところはバーエリア。とにかく夕暮れから夜景に変わっていく時間帯の眺めは最高

手前がダイニングエリア、奥のスタンディングのところはバーエリア。とにかく夕暮れから夜景に変わっていく時間帯の眺めは最高

画像: 右奥には「キングパワー・マハナコーン」も見える

右奥には「キングパワー・マハナコーン」も見える

 バンコクに走りに来たならば、レースを走り終えたあとの完走パーティー、打ち上げの場所としておすすめしたい。ただし、ランシャツ・ランパン姿はドレスコードにかかって入場を止められるので、襟付きの服と長ズボン、サンダルではない靴をご用意ください。

 次回の記事では、マラソンの必勝祈願にも最適な、バンコク市内・郊外のきらびやかな寺院を紹介していこうと思う。

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