写真上=予備検診を終えたサルダール(右)と谷口(写真◉ボクシング・マガジン)

26 日、東京・後楽園ホールで行われるWBO 世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦に臨む両選手の予備検診が同会場であり、チャンピオンのビック・サルダール(フィリピン)、挑戦者の同級2位・谷口将隆(ワタナベ)とも異常なしと診断された。

身長では谷口が1.7㎝、リーチではサルダールが6.5㎝上回った。「数字は気にしない」というサルダールに対し、谷口は「自分より腕が長い選手とやるのは初めてだが、スパーリングで170㎝の人ともやってきたので問題ない」とした。

サルダールはウェイトもすでにミニマム級のリミット(47.6kg)を切ったことを明かし、午後に予定していた練習も中止。普段の体重は48kgで、前回の山中竜也(真正)戦も足りないくらいだったという。

谷口も今朝の時点であと数百gと、順調に落としている様子。サルダールについては「減量のせいかオーラを感じなかった」と印象を語り、普段48kgという話も「絶対ウソですよ」と信じていない。

「頭の中のプランは変わらないが、想定外のことが起きても臨機応変に対応できる準備はしてきた。どう転んでも大丈夫です」と谷口。サルダール攻略に多くのパターンを用意していると言い、井上孝志トレーナーも「京口(紘人)より、はるかに引き出しは多い。全然違うボクシングにも切り替えられる」と、谷口の技術に期待を寄せる。

「あと2日。世界チャンピオンになったときの自分を想像しながら、大事な時間を過ごしたい」。人なつこい谷口の笑顔に実感がこもった。

●検診結果

[サルダール]
身長:159.8㎝
頸周:35.0㎝
胸囲:85.5㎝
視力:左1.5右1.0
上肢リーチ:170.0㎝
ナックル:左右26.5㎝

[谷口将隆]
身長:161.5㎝
頸周:35.5㎝
胸囲:86.5㎝
視力:左0.3右0.5
上肢リーチ:163.5㎝
ナックル:左右24.0㎝

取材◉藤木邦昭

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