61分からピッチに入ったD・ヴィエイラ。68分には右からのセンタリングに合わせ、胸トラップから右足で狙ったが、左に外れた
写真◎J.LEAGUE

■2019年3月1日 J1リーグ第2節
広島 0-0 磐田

 開幕からホーム2連戦の広島は、磐田とスコアレスドロー。清水との開幕戦に続いて引き分けに終わり、今季初勝利はならなかった。東京Vから加入した新外国人FWドウグラス・ヴィエイラは、2シャドーの一角で後半途中から交代出場。限られた出場時間で何度かチャンスに絡み、今後への期待を抱かせた。

「J1はテクニックが優れている」

 2016年から3年間、J2の東京VでプレーしたD・ヴィエイラは、17年、18年は2年連続でリーグ戦2ケタ得点を記録。広島に完全移籍した今季、プレシーズンでは3-4-2-1の2シャドーの一角で先発に近づいていたが、負傷の影響で開幕戦はベンチ外となっていた。

 この日は控えに入り、61分にMF野津田岳人との交代で出場してJ1デビュー。さっそく68分には、MFエミル・サロモンソンの右からのセンタリングを胸トラップから右足で狙ったが、ジャストミートせずに左へ。その後はシュートこそなかったものの、相手の守備網を巧みに逃れてパスを受け、周囲の動きを生かすプレーが光った。

 試合後は「ゴールを決めることができればよかったけど、勝利に結びつかなかった。自分の特徴を出す上で、まだ試合勘やリズムが足りない。ただゴール以外では、初めての試合としては、まずまずだったと思う」と振り返った。J1とJ2の違いについては「何よりもJ1はテクニックが優れている。スピードもJ2より少しだけ速い」とコメントしている。

 広島はこの日の引き分けで、2月19日のAFCチャンピオンズリーグ・プレーオフのチェンライ・ユナイテッド(タイ)戦も含め、今季の公式戦3試合未勝利(ACLプレーオフは0-0からのPK戦の末に勝ち抜き)。公式戦で最後に勝ったのは昨年9月1日のJ1第25節・鹿島戦で、長期間にわたって勝利から見放されている。

 現状打破への期待がかかるD・ヴィエイラは、シャドーでのプレーに「これまでとはポジションが違うぶん、ディフェンス力を高めなければいけない。でもブラジルでもやったことがあるので、ヴェルディで見せていた自分の良さを出したい」と決意を新たに。勝利へのポイントとして「しっかり準備して、チャンスを物にしなければいけない」と語り、週明けから開幕するACLグループステージや、J1リーグでのさらなる活躍を誓っていた。

取材◎石倉利英 写真◎J.LEAGUE

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