変化球への対応を可能にする
高めの速球を低く打ち返す姿勢

 2018年夏の甲子園に出場した益田東・安田陸人の打撃フォーム。写真は1回戦、常葉大菊川(静岡)との試合で、7回に左前打を打った際のもので、カウント2-2からのチェンジアップをとらえた。

写真/ベースボール・クリニック

 この大会、打順は六番を任されていたが、戦略上の都合で「中軸を任せられるだけの打力を持っていた」と大庭敏文監督。新チームでは四番を任されている。

 大庭監督が打撃指導の肝としているのが「投手に対して構え負けしない」こと。投手がレッグアップした状態のとき、打者はテークバックを取っていることでそれを防ぐ。クイックモーションで投じるシチュエーションでは、投手がセットポジションに入ったときにはテークバックを取る。

 その上で、最も投手寄りのポイントでとらえる必要がある高めの速球を低く打ち返す意識を徹底。加えて、練習試合ではストライクゾーンに入ってくる変化球を逃さずに打つことを課してタイミングを崩されても前寄りのポイントでとらえる感覚を養っていく。

 速球に差し込まれないよう早い仕掛けをしながら、変化球に対応する「間」を身につける取り組みだ。

 大庭監督は「チェンジアップを打った安田のこの打席はやや投手寄りのポイントでとらえているものの泳がされた感じがしないのは『間』の取り方が長けているから」と評価している。

安田陸人(やすだ・りくと)
大阪府・細郷中出身(大阪箕面ボーイズ)
181cm82kg/右投右打

This article is a sponsored article by
''.