2月に登場したHOKA ONE ONE(ホカ オネオネ)の“EVO CARBON ROCKET(EVO カーボン ロケット)”。ソールにカーボン素材を搭載したレーシングモデルで、大きな話題をさらっている。
この最新モデルにより、HOKA ONE ONEのラインアップはますます充実。普段から練習に取り入れ、自身も愛用する慶應義塾大・保科光作コーチが、その活用法を教えてくれた。
取材/和田悟志
写真/小山真司(シューズ)、阿部卓功(インタビュー)
画像: 保科コーチが教える
最新HOKA ONE ONEの履き分け[AD]

P R O F I L E

講師◎保科光作
[慶應義塾大競走部ヘッドコーチ]

ほしな・こうさく◎1984年8月31日生まれ。日体大時代には出雲駅伝区間賞、4年連続箱根に出場。2005 年ユニバーシアードハーフマラソン4 位。日清食品グループ時代はニューイヤー駅伝優勝2度。2017年度より慶應義塾大コーチ就任。

ランニングシューズの
“常識”が変わった

“レースやスピード練習ではソールの薄いシューズを履くもの”というのが、これまで日本の長距離選手の間では常識でした。でも海外の選手に目を向けると、薄いソールのシューズで試合に出る人って、これまでもそんなに多くはなかったと思います。常識と思っていたことが、実は世界的には常識ではなかったんですね。最近のシューズ事情に、ようやく日本の選手もそれを体感するようになってきたと感じます。

 私自身、現役時代は脚にアクシデントを抱えることがかなり多かったのですが、「スピードを出す=薄いシューズ」という固定観念がありましたし、当時は自信をもって、そういったシューズを使用していました。でも、今振り返ると、そういったシューズにこだわっていたばかりに、アクシデントが絶えなかったのかもしれません。そんな経験があり、シューズを選ぶときには、安全に履けるかどうかを最重要視し、足を入れたときに不安感がないシューズという点で選んでいます。トレーニングで培ったものはレースでは100%最後まで発揮したいですからね。

 そういう意味でも、HOKA ONE ONEのシューズは、足を入れた瞬間に、“これはいけるな”という信頼性を感じられるシューズだと思っています。底の厚いシューズを履くと、ソールとアッパーのつなぎ目がどうしても気になっていたのですが、HOKA ONE ONEの場合は、足全体がしっかり包み込まれる感覚が感じられるんですよね。

レースやスピード練習で履ける
EVO カーボン ロケット

 シューズは選手それぞれの感覚があるので強制はしないのですが、うちのチームはHOKA ONE ONEのシューズを履く選手が多く、レースではトレーサーがよく使用されてきました。ただ、レースペースより速く走るスピード練習では、反発力がダイレクトに感じられるソールの薄いシューズを選ぶ傾向にあるようでした。それが、EVOカーボン ロケットは、様子が違いました。

画像: EVO カーボン ロケット(18,000円+税)

EVO カーボン ロケット(18,000円+税)

 2月の合宿から選手たちはこのシューズを履くようになったのですが、多くがスピード練習でも履いていたのです。“クッションが十分にあるのに反発力も強いので、足に動力が伝わってくる”と。それゆえ、スピード練習でも不安なく使用できたようです。2、3回と試すうち、EVO カーボン ロケットの信頼性がどんどん高まり、先日、30㎞走を実施したときは、着用率がなんと100%でした。今後はスピード練習や、もちろん試合でも、多くの選手が活用するようになると思います。

 私自身も2月の合宿中は、EVO カーボン ロケットを履いて約20㎞を走っていたのですが、気持ちよくペースアップすることができました。キロ5分くらいから入って、最後はキロ3分30秒くらいまで上がっていました。現役時にアキレス腱の故障があったので、走るとふくらはぎの付近が痛くなっていたのですが、最後まで足への不安もなく走ることができました。

目的別にシームレスな
履き分けが可能になった

 長距離選手の練習は、大きく3パターンに分けられると思います。ゆっくりのペースで長い距離を走るジョグ、30km走などのように距離を設定してある程度のペースで走る距離走、そして、スピードトレーニングです。

 EVO カーボン ロケットが発売されたことで、こういった目的に合わせてより細かく履き分けがしやすくなりました。レースやスピード練習、レースを想定したトレーニングではEVO カーボン ロケットを。トレーサーも、レースで履くこともでき、選手の間でかなり評判の良いシューズでしたので、距離走などの練習で活用していけます。

画像: トレーサー 2(17,000円+税)

トレーサー 2(17,000円+税)

 そして、ウォーミングアップからロングジョグまで安心して履けるのがクリフトンです。うちの学生の多くが、ポイント練習間のジョグやLSDなど、いわゆる抜きの練習でクリフトンを活用しています。長時間の練習で頼れるシューズだと思います。

画像: クリフトン 5(17,000円+税)

クリフトン 5(17,000円+税)

 LSDはロングスローディスタンスの略ですが、長距離をゆっくり長時間走り、しっかり酸素を取り込んだ血液を体のすみずみまで送って、毛細血管を発達させる効果を期待した練習です。その分、足に負担がかかりますが、クリフトンを履くと、この足の衝撃がだいぶ少なくなり、翌日のダメージがかなり軽減されます。そのため、効果的に練習を積むことができると思います。

 HOKA ONE ONEのシューズの特長はフィット感の良さにあると思うのですが、このフィット感は、どのモデルにも共通している印象があります。シューズを履き分ける際には、フィット感の変化が選手にとってストレスになることが多いのですが、HOKA ONE ONEのシューズは、例えばトレーサーからEVO カーボン ロケットに履き替えても、大きな違和感はありません。なので、トレーニングのメニューに応じた履き分けもしやすいと思います。

画像: 目的別にシームレスな 履き分けが可能になった

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