連勝を狙ったYS横浜だが、ホームでG大阪Uー23に大敗した。開始2分での先制点献上に続き、13分にも失点。後半開始早々に絶好機を決められず、さらには3失点。キャプテンの宮尾孝一は試合終了の笛に、がっくりとヒザに手をついた。

上写真=今季はキャプテンも務める宮尾(写真◎J.LEAGUE)

■2019年3月31日 J3リーグ第4節
 YS横浜 0-5 G大阪U23
 得点者:(G)食野亮太郎2、中村敬斗、福田湧矢、食野壮磨

試合メンバー以外は全員負傷

 厳しい結果だが、チーム事情はさらに厳しい。そもそも、昨季の主力の多くが退団しているチームでありながら、ケガ人が続出。何と、この日のメンバーの18人以外は全員が負傷しており、今季初勝利を挙げた前節から先発が数人入れ替わってもいた。

 この日もCBコンビは、本来MFの宮尾孝一と土館賢人。中盤の底に入ったリンジェ・ジャブラニ・アリも攻撃的な選手で、苦しい台所事情がうかがえた。

 ここまでの3試合で、3-4、4-3というスコアが派手なゲームが2つあった。シュタルフ悠紀リヒャルト監督は試合2日前にも「守備の軽さ」を指摘しており、試合後も「1対1の対応も高めていかないとダメだし、ポジショニングも修正しないといけないし、課題はたくさんあると思います」と話した。

 1対1での攻防は、シュタルフ監督が「こだわりたい」と公言する今季のYS横浜の大事な要素の一つだ。それだけに問題意識を持ってはいるが、本職のCB不在というのは頭が痛いだろう。それでも指揮官は、「当然苦しい状況だと思いますが、CBやスタメン11人だけでサッカーをしているわけではないので。穴を感じさせないようにレベルを上げていかないといけない」と言い訳をしなかった。

 その姿勢は、本職ではないCBとして悔しさを人一倍味わった宮尾も貫いている。「やはり失点しすぎというのはチームの課題だし、僕がCBをやっているのなら、5点も取られてはいけない。まだまだ甘いな、やらなければいけないなと感じました」と、しっかりと敗戦を受け止めた。

 シュタルフ監督には、ここで下を向いてはいけない、と言われたという。「それは大事なことだと思いますし、この0-5という負けは絶対に忘れてはいけない。その上でレベルアップしなければいけないと思います」と、成長を誓った。

取材・文◎杉山孝

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