日本ライト級チャンピオン吉野修一郎(三迫)は11日、東京・後楽園ホールで同級1位のアクセル住吉(関門JAPAN)とタイトルマッチ10回戦を行い、7回2分12秒TKO勝ちで4度目の防衛に成功した。

写真上=吉野は7回、健闘の住吉を左フックで倒した
写真◉小河原友信

吉野は立ち上がりから精度の高いジャブで主導権を握った。初回で早くも住吉の右目を腫れさせると、回を重ねるごとにコンビネーションの回転数を上げていく。住吉も下関から来た応援団の熱烈な声援を受けて突進を繰り返すが、吉野は落ち着いていた。住吉が左ボディを狙っていることも織り込み済みで、敢えて打たせてカウンターを取るだけの余裕もあった。

ほとんど右目がふさがった住吉は、6回に集中打を浴びてよろめく。7回、それでもボディブローで決死の反撃を見せる住吉に、吉野は左フックを撃ち抜いて倒し、試合を終わらせた。

画像: V4に笑顔の吉野。日本はこれで卒業? 写真◉小河原友信

V4に笑顔の吉野。日本はこれで卒業?
写真◉小河原友信

「アクセル選手が気合入れてきたので、僕もそのおかげで強くなれたと思います」と満面の笑みを浮かべた吉野。4連続KO防衛を果たし、「そろそろ次のステージに行きたい」と力強く宣言した。11連続防衛を続ける東洋太平洋王者・中谷正義(井岡)との対戦にも「日本では一番強いレベルの選手。やってみたい気持ちはあるし、統一戦をやれば面白い」と興味を示す。三迫貴志会長も中谷をターゲットの一人とした上で、今後はアメリカ修行のプランも明かした。令和を迎え、吉野の世界戦略は本格化しそうだ。

取材◉藤木邦昭

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