PURE-J「ボリショイ引退興行~ありがとう!!~」
★4月21日(日)東京・後楽園ホール 観衆=1530人(超満員)

 "小さな巨人"、"女タイガーマスク"のキャッチコピーを持つ女子プロレスラー、コマンド・ボリショイの引退興行が21日東京・後楽園ホールで開催され、約30年のプロレス人生に幕を閉じた。

 コマンド・ボリショイは1991年11月、ジャパン女子プロレスでボリショイ・キッドとしてデビュー。ジャパン女子解散を受けて、JWP女子プロレス旗揚げに参加。92年、コマンド・ボリショイとしてデビュー。2017年8月にJWPに所属していた選手らとPURE-J女子プロレスを旗揚げ。昨年8月の後楽園大会にて難病の「黄色靭帯骨化症、脊柱管狭窄症」の症状悪化を理由に引退を発表していた。

※以下の試合リポートは「週刊プロレス mobile」内の「試合結果速報」に掲載されたものの一部となります。

第4試合 コマンド・ボリショイ引退試合3番勝負(各5分1本勝負)
①△コマンド・ボリショイ(時間切れ引き分け)尾崎魔弓△
②△コマンド・ボリショイ(時間切れ引き分け)米山香織△
③△コマンド・ボリショイ(時間切れ引き分け)中森華子△

画像: ボリショイをロープに張り付ける正危軍

ボリショイをロープに張り付ける正危軍

 黄色靱帯骨化症、脊柱管狭窄症を理由に約27年5カ月の現役生活にピリオドを打つマンド・ボリショイ。引退試合は思い入れのある3選手(尾崎魔弓、米山香織、中森華子)とのシングル3本勝負となった。

 まずはボリショイが入場。いつものヌンチャクパフォーマンスを披露したあと、ザ・グレート・カブキも登場し、2人で最後のパフォーマンス。カブキは赤い毒霧を噴射させ、リングを降りた。続いて、関係者がボリショイに花束贈呈。

 ①最初の相手はジャパン女子、JWP時代の先輩・尾崎魔弓。ゴングと同時にファンは「ボリショイ」コール。尾崎がロープ際に押し込み、クリーンブレイク。しかしすぐにチェーンパンチ。ファンのブーイングを浴びる。

 ボリショイもぶら下がり腕十字で攻守逆転。アームブリーカーを放つが、尾崎がスリーパーに切り返す。ボリショイをロープに張り付けると正危軍が集合。

 劣勢のボリショイだったがカウンターのカブキ直伝アッパーで流れを変えるとヒザ十字へ。尾崎が耐えきり残り1分。ここで尾崎は再びチェーンパンチ。ボリショイもアッパーでやり返す。チェーンバックブローを狙う尾崎だったが、ガードしたボリショイがピコニースマッシュでカウント2。尾崎もバックブローからのオザキックで応戦。キックアウトされるとボリショイが変形のストレッチプラムに入ったところで、時間切れ。最後は握手からのハグ。

 ②続いて入場してきたのは後輩の米山香織。米山はすでに泣き顔。ボリショイの握手に応じるも、これはフェイントだった。すかさず丸め込みを連発する米山。首固め、後方回転エビ固めと攻め込むが、いずれもカウント2。

 ボリショイもワキ固めで形勢逆転。腕固めに移行する。米山がロープ。米山は「最後に勝負お願いします!」と手四つの力比べを挑む。だがこれもフェイントだった。思い切りボリショイの足を踏みつけた米山はモンゴリアンチョップ。

 ボリショイも同じ技でやり返し、グルグルパンチは相打ちに。続いてエルボー合戦に。しかし、一発放つごとに泣いてしまう米山。バックの取りあいから米山がダブルリストアームサルトでカウント2。米山は馬乗りエルボーから「ボリショイさん、ありがとー!」とダイビング千豚♪を投下。カウント2。

 残り1分。ロープに走る米山だったが、ボリショイが追走してのヒザ蹴りで攻守を入れ替える。619、ボリショイ式ワキ固めにつなげるボリショイ。そこから丸め込みに移行したが、ここで時間切れのゴング。試合後、2人は座ったまま抱擁。最後は握手をかわした。

 ③最後の相手は、Leonを下し、PURE-J無差別級王者に返り咲いた中森華子。中森はコスチュームを変えて登場。握手をかわしてゴングを迎える。中森がスタートからキックを連発。ボリショイがアンクルホールドに切り返して、グラウンドへ。裏ヒザ十字で捕獲する。中森はボリショイのバックを取るも、ボリショイがキックで回避。

 走るボリショイに中森がカウンターのフィッシャーマンバスター。カウント2。コーナーに登るも、ボリショイが妨害し場外へ。ケブラーダで追撃する。鮮やかな弧を描いて成功させると、マッスルポーズ。リングに戻ったボリショイはタイガーSHの体勢。堪えられると、掌底を連発。中森もハイキックでやり返す。走る中森にボリショイがカウンターの掌底。619をお見舞い。そしてランニング掌底でカウント2。

 3分経過。さらにピコニースマッシュで追撃するボリショイ。これもキックアウトされると、ボディースラムの体勢。踏ん張った中森がファルコンアローに切り返す。カウント2。ボリショイもすぐにフィッシャーマンバスターで応戦。残り1分。すぐにタイガーSHにつなげるもこれもカウント2止まり。エルボー合戦となり、中森がハイキック。ボリショイも掌底でやり返し、ランニング掌底。中森がキックアウトしたところで引き分けに。

 試合後、ボリショイはテッシー・スゴーレフェリーと抱擁。そのあと中森とも抱擁をかわした。

4月17日(水)発売の「週刊プロレス5月1日号(No.2008)」にはコマンド・ボリショイのラストインタビューを掲載。

また、今大会の詳細は4月24日(水)発売の「週刊プロレス5月8日号(No.2009)」に掲載予定。

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