13日、東京・後楽園ホールで行われるIBF世界フライ級タイトルマッチ、モルティ・ムザラネ(南アフリカ)対黒田雅之(川崎新田)の予備検診が11日に日本ボクシングコミッションで行われ、ともに問題なしと診断された。

王者ムザラネ(左)と挑戦者黒田

 身体測定で目についたのは両者の身長差。ムザラネの159.5センチに対して黒田は167.5センチとちょうど8センチの差があった。

「おなじようなサイズよりも、(身長が)高い相手のほうがやりやすい」

 笑顔で答えたムザラネは、「早くKOしたい」とKO宣言も。

「良いホテルを用意してくれて黒田側には感謝している。南アフリカではこんなにメディアの人が集まらないので驚いている。とにかくいい試合を見せたい。まあ、勝つけどね」

 同行のトレーナーも自信満々だ。

 黒田も涼しい顔で聞き流す。

「(身長差は)気になりませんね。僕もこのクラスでは背が高いほうなので、対戦者は退く相手のほうが多いですから。それよりもキックへの対策をしておかなくちゃ」

 ジョークのゆえんは、2017年に亡くなったムザラネの前のトレーナー、ニック・デュラン氏が、キックボクシングの指導者としても有名だったことから。

 この日が初対面となるムザラネについても「印象は変わりませんね。優しい目をしています」と呑んでかかっていた。

「試合が楽しみです。集中力を持って戦います。よけいなことは考えません」

 最後は力強く言い切った。

画像: 医師の診断を受ける黒田を見つめるムザラネ

医師の診断を受ける黒田を見つめるムザラネ

両者の主な身体データ

     ムザラネ    黒田

身長   159.5センチ  167.5センチ

リーチ  168.5センチ  169センチ

胸囲   80.0センチ   81.0センチ

頸囲   35.0センチ   34.0センチ

視力   右1.5 左1.5  右1.5 左1.5

取材◉宮崎正博

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