“神の左”で12度の防衛を築き上げた元WBC世界バンタム級チャンピオン山中慎介さん(36歳)の冠を擁し、出場選手を募集していたバンタム級トーナメント(主催:DANGAN)の出場選手発表と、組み合わせの抽選会が東京都内のJBC(日本ボクシングコミッション)で行われた。7選手が出場し、7月23日(火)、後楽園ホールで初戦3試合が、10月31日(木)に準決勝、来年1月(日取りは未定)に決勝戦が開催される。

上写真=左から南出、荒木、中嶋、山中さん、山下、堤。「これに出るという意気込みをまず称賛したい」と山中さん

 

 出場する選手は次のとおり。

荒木 哲(24歳=斉藤スポーツ)日本バンタム級10位、東洋太平洋同級7位
16戦14勝(2KO)1敗1分 右ボクサー

山下賢哉(22歳=JB SPORTS)日本バンタム級11位、東洋太平洋同級14位
18戦13勝(10KO)5敗 右ボクサーファイター

中嶋一輝(26歳=大橋)日本バンタム級20位
6戦6勝(5KO) 左ボクサー

相川学己(25歳=三迫)日本スーパーバンタム14位
17戦9勝(3KO)7敗1分 右ボクサーファイター

南出 仁(24歳=セレススポーツ)
3戦3勝(3KO) 左ファイター

堤 聖也(23歳=ワタナベ)
5戦5勝(4KO) 右ボクサーファイター

渡辺健一(32歳=ドリーム)
12戦7勝(4KO)4敗1分 右ボクサーファイター

山中さんが“神の手”で引く

 抽選は、各選手の名前が書かれたボールを、山中さんが左手で引き、選ばれた選手が順に好きな場所を選択できるというもの。最初に選ばれた中嶋がシード一枠を選ばないと、相川の代行、三迫貴志会長も選択せず。3番目の南出は、「荒木選手、やりたいなー!」と端の山へ。続く渡辺の代行、南真紀子マネージャーは中嶋との対戦を選択。5番手の堤がようやくシードを選んだ。

南出が荒木との対戦を呼びかけながら、ボードを貼る

荒木も受けて対戦決定! 防御技術の卓越した荒木と、荒々しいファイトスタイルが魅力の南出。好カードだ

 6番目の荒木が、「ラブコールに応えましょう!」と南出の隣へ。最後の山下は自動的に相川との対戦となった。

画像: 決定したトーナメント表

決定したトーナメント表

「緊張感あふれる雰囲気でとてもよいですね。本当におもしろいカードばかりですし、何より、強い選手と戦いたいという思いで参加してくれた選手たちに感謝したいです」と山中さん。選手たちの緊張感に触発されたのか、現役時代を思わせるギラついた眼差しも見せ、トーナメントの重みを示してくれた。

 主催する株式会社DANGANの古澤将太・代表から、優勝者にはすでに発表されたとおり賞金100万円が渡されるほか、後援の東京上野クリニックからの副賞、また『GOD’S LEFT賞』として、山中さんから高級時計がプレゼントされることも発表された。

 各選手のコメントは以下のとおり。

「優勝候補筆頭の南出です。荒木選手のランクがいちばん高いので、対戦したいと思いました。優勝して、日本、世界とつなげたい」(南出)

「対戦相手には困っていませんでしたが、地方(岡山)からチャレンジしていくのがおもしろい。後楽園ホールのリングには1度上がりましたが、最高に好きです」(荒木)

「全員倒して優勝したいと思います。南出選手とは、アマチュア時代に5回戦って、自分の4勝1敗です。お互い勝って、10月に戦えれば……」(中嶋)

「アマチュアのエリートとか戦績のいい選手ばかりですが、俺も隠してましたが、アマチュアのキャリアがあります。“酒場の喧嘩”で鍛えました(笑)。しぶとく勝ち上がります」(山下)

「10月31日からの参加になりますが、いちばんおもしろい試合、強さを見せたいです」(堤)

大会ロゴにならって、左腕を伸ばす山中さん。選手たちの熱い心とファイトに期待

 強いやつと戦いたい。勝ってランキングを上がりたい。賞金がほしい。
ギラつく7選手の戦いに注目だ。

文&写真_本間 暁 

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