6月9日のエルサルバドル戦を翌日に控えた記者会見で森保一監督が久保建英のメンバー入りを明言した。5日のトリニダード・トバゴ戦でベンチ外となったが、ついにメンバー入りを果たす。A代表デビューの可能性は高まった。

A代表で力を発揮できる選手(森保監督)

 指揮官は6月シリーズに27人の選手を招集した。国際Aマッチでベンチ入りできるのは23人まで。そのルールに伴い、5日のトリニダード・トバゴ戦では川島永嗣、岡崎慎司、中山雄太、久保建英の4人がベンチ外となっている。

 そしてエルサルバドル戦を前に、槙野智章が負傷で離脱し、香川真司も負傷により欠場することとなった。したがって今度のベンチ外メンバーは2名のみ。前日会見の席で森保一監督は次のようにメンバーについて話した。久保のデビューに関する質問に対して。

「デビューの可能性はあります。メンバーに入ると思いますし、そのあとは流れを見て決めたいと思いますが、これまでの彼の練習を見る限り、調子もいいですし、中に入っても間違いなく力を発揮できるというのを見せてくれていますので。そこは何が起こるか分かりませんので、断言はできませんが」

 指揮官が自らがその可能性に言及したのだ。

 トリニダードトバゴ戦の試合後の会見では以下のように発言し、慎重な姿勢も見せていた。

「久保建英が出ることを期待されているのは、ヒシヒトと伝わっています。私自身も彼の日頃のクラブでの活動や、今回招集させてもらって、十分にA代表の中でもできるなと思っています。ですからピッチに立たせてあげたいとは思っていますし、みなさん(=メディア)にも取り上げてもらえるように、という気持ちも持っていますが、彼は18歳になったばかりです。シーズンを通してチームを牽引するようなプレーを続けてきて、今は移籍報道など、色んなプレッシャーがかかっている中で、少し緊張の糸を緩めながら先に進むほうがいいのかな、という思いを持って彼を見ています。
 少し先になるかどうかはチームの状況次第ですが、まずは彼が今、示してくれているプレーと結果を続けて、このまま成長し続けてくれれば、間違いなくA代表の舞台でもプレーできる選手だと思うので、そこは彼の成長とわれわれの使い方がマッチしていけるように、と考えています。久保だけではないですけど、選手は日本の宝だと思うので、その宝を、特にこれから成長していく若い選手たちをどう見ていくのかを考えながら、ベストだと思うことを探っていきたいと思います」

 離脱者が出たこと、何よりトレーニングでの動きが指揮官の基準を満たしていることで、久保にチャンスが巡ってきた。

 久保本人はいたって冷静で、代表デビューが目的ではなく、もっと先を見ているに違いないが、注目の一戦になることは間違いない。6月9日、宮城・ひとめぼれスタジアムで行なわれるエルサルバドル戦(19時開始)で、久保はどんな一歩を踏み出すか!?

写真◎BBM

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