相撲編集部が選ぶ
春場所2日目の一番
※写真上=遠藤を降し、34歳の誕生日を白星で迎えた横綱白鵬
写真:月刊相撲
白鵬(押し出し)遠藤
平成最後の本場所で優勝して名前を残したいと各力士が思っているだろうが、その中でも白鵬の思いが一番強いのではないか。「平成最後の場所で優勝して、新しい元号の最初の場所で優勝したい」とはっきり口に出している。
初日に北勝富士を突き落して、「ヒザの状態は先場所よりもいい」と表情も明るい。2日目は中に入ろうとする遠藤をうまくあしらって、離れて相撲を取って押し出した。
この日は白鵬にとって34回目の誕生日。そして、東日本大震災から8年目を迎えた日でもあった。白鵬は「誕生日というよりも、あの日のこと」と...