【全日本大学駅伝】東海大のカギを握る3年生トリオ
箱根駅伝の王者として迎えた今シーズン、東海大は学生三大駅伝初戦となった10月14日の出雲駅伝を4位で終えた。選手たちは優勝だけを見据えていたとあって、レース後には悔しさを隠せなかった。ただ、初優勝した国学院大とはわずか20秒差。昨年は3位だったが、優勝した青山学院大とは1分33秒、2位の東洋大とも1分21秒の差が開いた。両角速監督の「昨年は蚊帳の外でしたから、一つ順位を下げたとはいえ、まずまずでした」というコメントからもわかる通り、悲観はしていない。11月3日に行われる全日本大学駅伝に向けて、むしろ闘志に火が付いたといえるだろう。