【2018競泳界プレイバック】酒井夏海 女子背泳ぎのエースへ
※写真上=大舞台でステップアップした酒井
写真◎小山真司/スイミング・マガジン10月号P13より
池江璃花子の飛躍に目がいきがちだが、この高校2年生の成長も特筆すべきものだった。
女子背泳ぎの酒井夏海(スウィン南越谷/武南高2年)は4月の日本選手権で2個の高校新をたたき出すと、8月のパンパシフィック選手権(パンパック)、アジア大会の2大会では100mで計3回、200mで計2回の自己ベスト更新した。
記録を更新したことはもちろん、国際舞台での経験を得たことも大きな収穫だった。パンパックは100mの世界記録保持者のキャスリーン・ベイカー(米国)らの米国、豪州、カナダの世界大会ファイナリストの...