関東学生アメリカンフットボール連盟(KCFA)は、6月29日、学生新聞の担当記者を対象にした学生新聞記者交流会を東京都調布市のアミノバイタルフィールドで開催した。学生記者たちに記事を多く発信してもらい、学生アメフト界を盛り上げてもらうことが目的だ。

紙面が少ないならウエブでの情報発信を

 フットボールはルールが難しいと思われている。一般の学生やOBが主な読者対象である学生新聞には、専門用語をできるだけ少なくし、わかりやすく報じてもらう必要がある。そのためのノウハウを学生記者たちに学んでもらい、フットボールファンを増やし、スタジアムに足を運んでほしいという思いから、今回3回目の交流会が実現した。

 早稲田スポーツ、慶應スポーツ、立教スポーツから7人のアメフト担当記者が参加し、講義と実施研修に取り組んだ。

 3つの講義から交流会は始まった。スポーツジャーナリストでもある岩瀬孝文・関東学生連盟広報委員長による「アメリカンフットボール取材とは〜記事の書き方〜」、木下琢夫関東学生記録委員長による「記録の読み方」、松川達也・関東学生放送委員長による「写真の撮り方」と、具体的な事例が紹介された。

 講義のあとは実地研修。会場で行われていた桜美林大と東京工業大の試合の後半を取材した。試合後には、勝った東京工業大の藤田浩明監督にインタビューするなど、実践的な取材方法を学んだ。

画像: 講義では、記事の書き方、写真の撮り方などが伝えられた

講義では、記事の書き方、写真の撮り方などが伝えられた

画像: 試合後に東京工業大コーチが選手に語りかける言葉をメモする参加者

試合後に東京工業大コーチが選手に語りかける言葉をメモする参加者

画像: 試合後に東京工業大の藤田監督を囲む参加者

試合後に東京工業大の藤田監督を囲む参加者

 参加者からは、「アメフトの記事を書くとカタカナの専門用語が多くて、自分では理解してるのに、わかりにくいと言われることが多い」という悩みも聞かれた。また、「写真の具体的な撮り方を学べたのはよかった」と言う意見もあった。

 学生の競技団体がこのような活動をするは非常に珍しい。「おそらく、学生競技団体では唯一ではないでしょうか」と前川誠関東学連事務局長は言う。しかし、フットボールが学生新聞の紙面を飾るのは年間でも数回で、スペースも大きくはない。だから、このような活動は意味がないとは言えない。

「紙面は限られていますが、ウエブならある程度、自由に書くことができます」と、早大スポーツと慶應スポーツのアメフト担当者は口を揃える。

「新聞の紙面がないなら、WEBやSNSでアメフトの情報を発信してもらえればいいのです」と、岩瀬広報委員長は、交流会の意義を強調した。

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