米スポーツ専門局ESPNは現地6月28日夜、NFLのニューイングランド・ペイトリオッツに、元カロライナ・パンサーズのQBキャム・ニュートンが入団することになったと速報した。

 ニュートンの電撃移籍は、NFLの関係者が、ESPNのクリス・モーテンセン氏とアダム・シェフター氏に打ち明けたという。契約の詳細は明らかではないが、インセンティブを伴った1年契約だという。

 ペイトリオッツは、スーパーボウル優勝6回(チームとしてNFL最多タイ)を記録した大黒柱のQBトム・ブレイデイを今年3月にFAで放出、ニュートンは後継QBの有力候補となる。
 ニュートンはペイトリオッツのメディカルチェックをパスしている模様だ。
 ニュートンは自身のインスタグラムに次のようなメッセージを書いている。
“I'm excited as I don't know what right now!! All praise to god!! Dropping content Tomorrow!! i hope you're ready!!”
「今、まだわからないけれども、興奮している。神様に賛美を。詳細は明日、皆さん待っていてください」

 そう書いたうえで、ハッシュタグとして 「#LETS go PATS」と加えて、ペイトリオッツ入団を暗に認めている。

画像: キャム・ニュートンのインスタグラムの投稿 https://www.instagram.com/stories/cameron1newton/2341892506600137859/

キャム・ニュートンのインスタグラムの投稿
https://www.instagram.com/stories/cameron1newton/2341892506600137859/

 ニュートンは、1989年5月生まれの31歳。196センチ、111キロと、LBやTE並みの体格ながら強肩と俊足で、オーバーン大学時代の2010年にランとパスのデュアルスレットQBとして大学最優秀選手のハイズマントロフィーを受賞し、2011年ドラフト全体1位指名でパンサーズに入団した。1年目から先発に定着し、新人記録となるパス4000ヤード超を記録。2015年シーズンには、パス3837ヤード35タッチダウン(TD)、ラン636ヤード10TDの活躍を見せNFLのMVPに選ばれた。チーム史上2度目のスーパーボウル出場の原動力となった。

 しかし、身体能力に依存するプレースタイルを変えることができず、肩を負傷して2017年3月に手術をするなど、パフォーマンスは低下。昨シーズンは、中足部の骨折で第3週以降を全休した。

 パンサーズは今オフに、マット・ルール新HCを迎え、体勢を一新。QBとしてニューオリンズ・セインツからテディ・ブリッジウォーターを獲得し、3年の大型契約を結んだ。ニュートンは構想外となり、今年3月末にパンサーズを退団しFAとなっていた。

 プロ9年間の通算成績はパス29041ヤードで182TD、108インターセプト、ラン4806ヤードで58TD。

 ペイトリオッツは、ブレイデイがFAでタンパベイ・バッカニアーズへ去り、ドラフトやFAでQB獲得が噂されたが、以前に控えを務めていたブライアン・ホイヤーをインディアナポリス・コルツから獲得したくらいで、ここまで目立った補強をしていなかった。

 ニュートンが加入すれば、ホイヤーや、2019年ドラフト4巡指名のジャレット・ステイダムと先発を争うことになる。【小座野容斉】

画像: 2015年にはリーグMVPとスーパーボウル出場を経験したが、今季パンサーズから構想外となっていたQBニュートン==photo by Getty Images

2015年にはリーグMVPとスーパーボウル出場を経験したが、今季パンサーズから構想外となっていたQBニュートン==photo by Getty Images

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