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2020-10-30

【アメフト】クレムソン大のQBローレンスがコロナ陽性 来春NFLドラフトで全体1位有力の逸材

COVID-19陽性と判明、現在軽い症状を発しているクレムソン大のQBトレーバー・ローレンス=photo by Getty Images

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米カレッジフットボールの強豪、クレムソン大学のQBトレーバー・ローレンスに、新型コロナウィルス感染症(COVUD-19)陽性反応が出たことが分かった。現地時間10月29日、米国の複数のメディアが速報した。ローレンスは、大学No.1と目されるQBで来年春のNFLドラフトでは全体1位指名が確実視されている逸材。クレムソン大は今季ここまで6戦全勝で、全米ランク1位だった。

 米スポーツ専門局ESPNによると、29日夜、クレムソン大のダボ・スィーニーヘッドコーチ(HC)が「トレーバーは、自分がCOVID-19の陽性であること、隔離された状況にいることを、我々が公表するように認めた」と話した。スィーニーHCによると、ローレンスはCOVID-19の軽い症状を発症しているという。ローレンスは今週末・10月31日のボストンカレッジとの試合には出場不可能となった。ローレンスの欠場は、2018年に先発QBに昇格して以来初めてとなる。

 クレムソン大が所属するアトランティック・コースト・カンファレンス(ACC)が策定している感染対策ルールでは、COVID-19の陽性者は、症状が消えてから10日間の隔離を経ないと、練習や試合などチーム活動には参加できないことになっている。

 ローレンスは、ボストンカレッジ戦の欠場は仕方がないにしても、次週11月7日に予定されているノートルダム大学との一戦にも、出場が難しいことになる。本来は独立校のノートルダム大は、今季限定でACCに参加して、ここまで5戦全勝。ランキングは全米4位となっている。

 ローレンスは、1999年10月にテネシー州で生まれた。ジョージア州のカーターズビル高校時代に、4年間でパス13902ヤード、161タッチダウン(TD)という驚異的な成績を残し、チームはローレンスが2年生から4年生だった3年間に46連勝を記録した。198センチの長身から投げ下ろすパスは正確で、「高校フットボール史上最高のQB」と評価され、5つ星ランクで、クレムソン大へ進学した。

 クレムソン大では、デショーン・ワトソン(現NFLテキサンズ)が抜けた後のオフェンスの柱として期待され、1年生だった2018年のシーズン途中からエースQB に昇格、チームを全米王座に導いた。昨年は、全米王座決定戦で、QBジョー・バロウ(現ベンガルズ)が率いたルイジアナ州立大に敗れて準優勝だった。

 クレムソン大での通算パス成績は31試合に先発し、8778ヤード、83TD、14インターセプト(INT)、パサーズレーティングは165.4。今季も、ここまで6試合でパス1883ヤード、17TD、2INT、レーティング178.6と実力を発揮し、カレッジフットボールの最優秀選手賞「ハイズマントロフィー」の最有力候補と目されていた。クレムソン大は、ローレンスが先発に昇格以降30勝1敗だった。

昨シーズンの全米王座決定戦で、ルイジアナ州立大のQBジョー・バロウと握手を交わすクレムソン大のQBトレーバー・ローレンス=photo by Getty Images昨シーズンの全米王座決定戦で、ルイジアナ州立大のQBジョー・バロウと握手を交わすクレムソン大のQBトレーバー・ローレンス=photo by Getty Images

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 米カレッジフットボールは、8月に、有力5大カンファレンス「パワー5」の中で、BIG10カンファレンスとPAC12カンファレンスが、COVID-19の蔓延を危惧し、来年春へのシーズン延期を発表したが、残りの3カンファレンスが、カンファレンス外対戦を原則行わないなど、圧縮した日程でシーズンを開始。BIG10とPAC12も、9月に、秋シーズンへの復帰を表明していた。BIG10は先週開幕、PAC12も11月7日からシーズンが開幕する。

クレムソン大のQBトレーバー・ローレンス=photo by Getty Images
クレムソン大のQBトレーバー・ローレンス=photo by Getty Images

クレムソン大のQBトレーバー・ローレンス=photo by Getty Images
クレムソン大のQBトレーバー・ローレンス=photo by Getty Images

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