close

2020-11-23

【相撲】令和3年初場所予想番付

新弟子時代から注目されていた納谷が新十両

全ての画像を見る
翠富士が新入幕
納谷がついに十両昇進

 11月場所は白鵬、鶴竜の両横綱が初日から休場。注目の新大関正代と朝乃山の2大関も途中休場となり、来場所はカド番となる。

 三役陣は東関脇の御嶽海が7勝8敗と負け越したが、1点負けで平幕まで落とすことはないだろう。他の3人は勝ち越し、西2枚目で10勝の大栄翔や東4枚目で11勝の北勝富士は関脇に上がってもおかしくない星だが、番付運悪く筆頭に止められそうだ。

 幕内と十両の入れ替えは、幕内から落ちる成績の力士が西15枚目で全休の琴勇輝と西11枚目で3勝12敗の炎鵬の2人だけ。十両から上がれる力士も東2枚目で10勝して優勝した翠富士と東筆頭で9勝した明瀬山の2人だけなので、すんなりと決まるだろう。

 ただ、幕内の負け越し力士で幕尻近くまで落ちる力士がいないため、明瀬山は3枚上がる星なのに半枚しか上がらないかもしれない。翠富士は新入幕で、明瀬山は28場所ぶりの再入幕となる。

 十両と幕下の入れ替えは、十両から落ちる成績の力士が富士東、阿炎、錦富士の3人。千秋楽の相撲で敗れれば幕下陥落だった勢と貴源治が勝って踏みとどまったため、引退した琴奨菊と合わせて4人が幕下から上がれる。

 確実に上がれる成績の力士は西筆頭で6勝の納谷と西15枚目で全勝優勝した竜虎だけだが、東西の2枚目で4勝した矢後と白石も上がれるだろう。大横綱大鵬の孫で元関脇貴闘力の三男・納谷と東洋大出身で三段目最下位格付け出しでデビューした白石はうれしい新十両。ともにどんな四股名をつけるかも注目だ。

文=山口亜土

相撲 11月号 11月場所展望号(No.915) | BBMスポーツ | ベースボール・マガジン社

2020年10月29日発売BBM0312011B5判別冊付録共特別定価 本体945円+税Contents◎カラー新大関正代が誕生!正代一夜明け会見正代伝達式後会見コメントで振り返る正代のこれまで【新関脇】隆の勝伸明[千賀ノ浦]【新入幕】天空...

タグ:

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事