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2020-11-23

【ボクシング】19歳のハードパンチャー佐々木尽が9連勝

佐々木(左)の強烈な右が宮崎を襲う

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日本スーパーライト級14位の佐々木尽(八王子中屋)は23日、東京・新宿FACE で宮崎辰也(マナベ)と6回戦を行い、1回2分53秒TKO勝ちした。19歳の佐々木はデビュー以来9連勝(8KO)。

売り出し中のハードパンチャー佐々木は開始ゴングとともに自信満々で攻め込み、左から右と打ち込んで早くも36歳の宮崎にヒザをつかせた。再開後、コーナーに詰めて猛然とラッシュ。左フック、右アッパーの強烈コンビネーションを上下に打ち分ける。ここで手負いの宮崎の右をまともに喰らってヒヤリとさせたが、すぐに風車のような連打をフル回転。深いダメージを負った宮崎はストップとともに崩れ落ち、しばらく立てなかった。


12月26日の対戦が決定した佐々木(左)と石脇


豪快に連勝記録を伸ばした佐々木は12月26日、墨田区総合体育館のカードに加わることが決定。日本スーパーライト級15位にランクされる関西のホープ、石脇麻生(寝屋川石田=8勝6KO2敗1分)と戦う。試合後は、会場へ偵察に訪れていた石脇とフェイスオフ。互いに好ファイトを約束した。


近藤(右)が鯉渕に逆転勝ち


セミファイナルのライト級6回戦は、近藤哲哉(横田)が鯉渕健(横浜光)に2-0の判定勝ち。3ラウンドに鯉渕の右でダウンを喫した近藤だが、終盤から強烈な右で反撃、形勢を逆転した。


藤岡(右)はトリッキーに動いて牛島の強打を封じた


スーパーフェザー級6回戦は、藤岡飛雄馬(宮田)が牛島龍吾(八王子中屋)に3-0の判定勝ち。サウスポー藤岡は長身パンチャー牛島を速い動きで撹乱し、左を上下にヒット。キャリアの差を見せた。


この日はWBO世界フライ級チャンピオン中谷潤人が解説者デビュー


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文/藤木邦昭 写真/矢野寿明

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