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2019-11-27

【アメフト】Xリーグと提携のCFL 12月に コミッショナーが来日、2大ボウルゲーム観戦へ

11月22日、カナダのプロフットボールリーグ、CFL(Canadian Football League)とのパートナーシップを正式に結んだアメリカンフットボールの「Xリーグ」。日本社会人フットボール協会の深堀理一郎理事長が、CFLのランデイ・アンブロージーコミッショナーと調印を交わした。

Xリーグの深堀理事長がコメント
 「国際的な交流ができる素晴らしい機会」

 日本とカナダに加え、オーストリア、イギリス、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、イタリア、メキシコ、ノルウェー、スウェーデン、12カ国からなるIAGF(International Alliance of Gridiron Football=国際グリッドアイアンフットボール連盟※)という組織を立ち上げ、トップレベル選手・コーチの交流、競技の普及・人気拡大、安全面の研究などで、国際的に協力していくことを声明で発表した。

 深堀理事長のコメントは次の通り。

「今回の共同声明は、CFLコミッショナーRandy Ambrosie氏の強いリーダーシップの下になされ、グリッドアイアン・フットボールにおいても、各国の協力のもとに多様な経験を生み出す機会が与えられる事を強く意識させられました。

我々、Xリーグにとっても、プロリーグに参加する機会が与えられたという事だけではなく、選手、スタッフ等の個人、そして、チーム、リーグにとって、国際的な交流ができる非常に素晴らしい機会であると感じました。

スポーツ競技団体は競技の質を高めて行く事を優先しがちではありますが、選手、チーム、リーグレベルにて、スポーツの持つ社会的な意義の素晴らしさを常に共有できる環境を、Xリーグが率先して取り組んでいく時代になっているとも感じました」

 深堀理事長によれば、アンブロージーCFLコミッショナーは、12月中旬に日本を訪れ、全日本大学選手権決勝「甲子園ボウル」(12月15日・甲子園球場)と日本社会人選手権「ジャパンXボウル」(12月16日・東京ドーム)を観戦することが決まったという。

=2019年11月22日、カナダ・カルガリー市で(山田晋三・国際事業推進委員会副委員長提供)

カナディアンフットボールリーグ(CFL)のランデイ・アンブロージーコミッショナー=2019年6月13日、今季のCFL開幕戦で(Photo by John E. Sokolowski/Getty Images)

CFLの王座決定戦・グレイカップを観戦するXリーグの深堀理事長(右)と山田副委員長=2019年11月24日、カナダ・カルガリー市で(山田晋三・国際事業推進委員会副委員長提供)

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