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2020-12-16

【アメフト】関学大・大村監督「逆境に強いチームだった」オービック・大橋HC「助けてもらった」 かって共に戦った指揮官が相まみえるライスボウル記者発表

健闘を誓いあう、関学大・オービックの監督・HC、両主将

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アメリカンフットボールの日本一をかけて来年1月3日に東京ドームで行われる第73回日本選手権・ライスボウルの記者発表会が、12月16日、オンラインで開かれた。13日の東西大学王座決定戦「甲子園ボウル」で、日本大学フェニックスを破って3年連続31回目の学生王者となった関西学院大学ファイターズから大村和輝監督とRB鶴留輝斗主将が、15日の日本社会人選手権「ジャパンXボウル」で富士通フロンティアーズを降して、7年ぶり9回目の社会人王者となったオービックシーガルズからは大橋誠ヘッドコーチ(HC)とRBの地村知樹主将が出席し、それぞれ日本一へ向けて決意を語った。

関学大の大村監督は、「昨日の試合(ジャパンXボウル)を見させていただいた。かなり、ちょっと、雲泥の差があるので、想像がつかない。今できることをやって、一生懸命頑張りたい」と、抱負を語った。今季から、鳥内秀晃前監督の後を継いで、総指揮官の立場としてはライスボウル初出場だが、長年、前監督をアシストしてゲームに携わっていたこともあり、「それはよく聞かれるのですが、正直なところ、個人的にどうこうという(思いは)あまりない。とにかくちゃんとしたゲームをどうやってやろうかと、そのことだけを考えている」と語った。
関学大の大村監督

オービックの大橋HCは「このような特別な環境下の中、本大会を実現していただいた関係者の皆様に感謝を申し上げます。我々は、昨晩試合が終わったばかりで。関西学院さんをみる時間がまったくなかった。これから、フィルムをみて一生懸命準備をしたい。全体の印象としては、例年と変わらず、非常に緻密なフットボールをするなと思っております。そこに我々がどうしっかり対応していくか。集大成としてふさわしいゲームができるように頑張りたい」と話した。
オービックの大橋HC

2004年から2008年まで、オービックシーガルズでオフェンスコーディネーターなどを務め、大橋HCの右腕的な存在だった大村監督。「どんな状況になっても最後まで自分たちのフットボールをやりぬくということを、当時から大橋さんはおっしゃっていた。そういう事が根付いているチームだなと思っていました。とにかく、逆境に強いというか、逆境を楽しめるというチーム作りをしていた」と話した。
 大橋HCは「大村監督がチームに在籍中は、本当に助けてもらい、勝たせてもらいました。感謝しかないです。彼と一緒にやっていて凄いなと思っていたのは、相手の嫌がることをものすごくよく知っています。一緒に戦っていて、相手チームに行ったら嫌だなと、思わせるコーチでした。今回も「やりにくいな」と思っています」と話した。


関学大の鶴留主将

関学大の鶴留主将は「試合が開催されることに感謝したい。学生代表としてしっかりプライドを持って試合に望みたい」と話した。オービックの印象については「レベルが高くて、どのポジションでも差がある。我々としては、ファンダメンタルとプレーの精度をどこまで突き詰めていけるか。この3週間、しっかりとやりたい」と語った。


オービックの地村主将

オービックの地村主将は「開催にご尽力いただいた関係者の皆様、ありがとうございます。僕たちは自分たちのフットボールをするだけ。自分たちのらしさをしっかり試合で出せたらなと思っております」と話した。関学大については「僕自身、関西大学の選手だったので、関学さんには4年間負け続けてきた。プレーの完成度が本当に高い。RBの走るコースをよくわかってブロックしている。そういう組織的な強さを持ったチーム。前向きな姿勢、勝気な姿勢を見せて、勝ちにつなげたい」と語った。

関学大が勝てば、19年ぶり2回目の、オービックが勝てば、7年ぶりで最多8回目の日本一となる。ライスボウルで関学大とオービックが対戦するのは7年ぶり4回目。過去はオービックの3勝。キックオフは午後3時の予定。
 ◇
日本アメリカンフットボール協会は、新型コロナウィルス感染症が「第3波」と呼ばれる拡大を見せている状況下で、観客数は約1万人を上限として、「三密(密集、密接、密閉)」を避ける運用を実施する。感染拡大防止のためのガイドラインを策定し、大会関係者、チーム関係者、報道関係者は大会2週間前からの検温や行動確認表を記録する。

【構成・小座野容斉】

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