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2020-12-19

【アメフト】ライスボウルは12分クオーターで実施 コロナ影響、今季限定の措置

昨シーズンのライスボウルで入場する関学大の選手たち(上)7年ぶりにライスボウルに登場するオービックの選手たち(下)=撮影:小座野容斉

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今シーズンのアメリカンフットボール日本選手権・ライスボウル(2021年1月3日・東京ドーム)は12分クオーターで行われることになった。日本アメリカンフットボール協会(JAFA、国吉誠会長)が、ライスボウル公式サイトで発表した。

今季のライスボウルは、学生代表の関西学院大学ファイターズと、社会人代表のオービックシーガルズが対戦する。

ライスボウルは、これまで15分クオーターで実施してきた。今回は、新型コロナウイルス感染症拡大のなか、「練習時間が大きな制約を受け、結果として十分な練習が出来ておらず、体力や競技力が備わっていない」という競技現場の意見を受け、「選手の安全確保の観点からも、試合時間の短縮が必要であると判断」した。

JAFAは、「今大会に限り1Q=12分計時で実施することを決定しました」としており、この措置が限定的なものと明言している。

国内のアメリカンフットボールは、大学生・社会人のXリーグ共に、通常の試合は12分クオーターで実施されており、甲子園ボウルとライスボウルだけが15分クオーターで行われてきた。Xリーグは、以前は、シーズンの後半戦や、ポストシーズンゲームは15分クオーターで実施されていたが、2016年のリーグ改編以降、ジャパンXボウルまで含めて12分クオーターで試合が行われている。世界選手権など、IFAF(国際アメリカンフットボール連盟)の認定する国際大会の試合も通常は12分クオーターで行われている。

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