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2021-01-06

【陸上】「ケガゼロ」を究極のテーマにナイキから新トレーニングシューズがリリース

ケガ予防のテーマにしたナイキの新たなトレーニングラン用の新シューズ。上が「ナイキ リアクト インフィニティ ラン 2」。下が「ナイキ ズームX インヴィンシブル ラン」写真/Nike

近年の陸上界で革新をもたらし続けるナイキが、ランナーのケガ予防を目的とした新たなトレーニングシューズ2タイプをリリースする。

 国内ではマラソンおよび駅伝大会等で多くのランナーが着用した「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」や「エア ズーム アルファフライ ネクスト%」が大きな注目を集めてきたが、ナイキはレース用シューズと並行して、「ケガゼロ」をテーマにしたトレーニング用シューズの開発を進めてきた。ケガと一言でいっても発症する部位や種類、痛みの度合いは人それぞれ。そのため、科学的なデータのみで判断することが難しい点から、エリートランナーから一般ランナーと幅広いレベルのランナーたちの感覚的なフィードバックも開発の要素に取り入れてきたという。

 ナイキのケガ予防を意識したトレーニングラン用シューズは昨年、その第一弾として「ナイキ リアクト インフィニティ ラン」がリリースされ、多くのランナーから支持されてきたが、今回はその進化版となる「ナイキ リアクト インフィニティ ラン 2」、そして新たに「ナイキ ズームX インヴィンシブル ラン」を加えての発表に。共に「クッショニング」「安定性」「ゆりかごのような形状」の3要素を構造に取り入れたもので、軽さと耐久性、柔らかさと反発性といった背反する要素をバランス良く実現している。

「ナイキ リアクト インフィニティ ラン 2」は⽇々のトレーニングで、距離を踏みたいランナーに最適な⼀⾜。ソールに使われているリアクトフォームはナイキが開発してきたフォームの中でも、もっとも完成度の⾼いフォームの⼀つで、軽さ(片足でメンズ28cm302g、ウイメンズ25cm244g)、耐久性、柔らかさと反発性を兼ね備えている。

「ナイキ ズームX インヴィンシブル ラン」は豊富なクッショニング、安定性、⾜が動く形状などの⼤事な要素を盛り込む⼀⽅、ナイキ ズームX フォームを活⽤することでシルエットを差別化し、全く新しい⾜の下の感触を⽣み出している。特に特徴的なのは、他のシューズに比べて前足の底幅を広げている点。これにより、快適なクッション性を感じられるライド感が⽣まれ、滑らかな体重移動を可能にしている。こちらもメンズ 28cm 314g/ ウイメンズ25cm 253g(片足)と軽量である。

「ナイキ リアクト インフィニティ ラン 2」(17,500円+税)は1 ⽉14 ⽇、「ナイキ ズームX インヴィンシブル ラン」(20,000円+税)は2⽉18 ⽇からNIKE アプリ、NIKE.COM、及び⼀部のナイキ販売店などで発売予定。

 レベルによってランナーたちの目標は違えど、共通しているのはケガなく走り続けること。それを可能にしてくれるシューズかもしれない。
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