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2021-01-19

【ボクシング】村田諒太。カネロ、GGGの戦いを語る

「ここまでの試合をされたら…」。村田はカネロを絶賛した

 ミドル級エリアでトップを走ってきたGGGことゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)とサウル・”カネロ”・アルバレス(メキシコ)が12月18日、19日と連続してリングに登場した。ボクシング・マガジン2月号では。もちろん、ふたりの戦いを詳報する。そして、それだけでは終わらない。このふたりを猛追してきた村田諒太(帝拳=WBA世界ミドル級スーパーチャンピオン)にライバルたちの戦いを分析してもらった。

 これぞ、パーフェクト。カネロの戦いは見事と言うしかなかった。19日、WBAスーパー世界スーパーミドル級チャンピオンのカラム・スミス(イギリス)と同タイトルマッチ、WBC王座決定戦を兼ねて戦い、強打が光る不敗のチャンピオンにまさに何もさせないまま、ワンサイドの判定勝ちを収めた。

 一方、38歳となったIBF世界ミドル級チャンピオンのゴロフキンは、カミル・シェルメタ(ポーランド)を7ラウンド棄権TKOで破った。指名挑戦者とはいえ、明らかに力の落ちる相手から4度のダウンを奪ったものの、中盤戦にはスタミナに不安をちらつかせ、結局、豪快なノックアウトには仕留められなかった。

 注目は、村田諒太の“読み”である。昨年春にはカネロとの対戦計画が大きな話題となった。そのカネロがスーパーミドル級を軸に活動していくと表明した今は、GGGとの決戦に意欲を燃やす。そのWBAスーパーチャンピオンが、この両者の試合をどう見たのか。世界チャンピオンであると同時に、このスポーツの大いなる研究者でもある村田は、両者の戦力の全景を細かく分析していく。

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