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2021-02-03

【ボクシング】チャリティーイベント『LEGEND』、対戦カード発表

初めて拳を交える八重樫さん(左)と京口。いまは和気あいあいだが……

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 11日(木・祝)、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催されるチャリティーイベント『LEGEND』で行われるエキシビションマッチの対戦カードが3日、都内で開かれた会見で発表された。なお、WBAスーパー・IBF世界バンタム級チャンピオン井上尚弥(27歳=大橋)のカードのみ、後日発表される。

 この日、発表されたのは次の6カード。

八重樫東(38歳=元世界3階級制覇チャンピオン)vs.京口紘人(27歳=ワタナベ、WBA世界ライトフライ級スーパーチャンピオン)

木村翔(32歳=花形、元WBO世界フライ級チャンピオン)vs.武居由樹(24歳=大橋、元K-1WORLD GP スーパーバンタム級チャンピオン)

内山高志(41歳=元WBA世界スーパーフェザー級スーパーチャンピオン)vs坂晃典(28歳=仲里、日本スーパーフェザー級チャンピオン)

平岡アンディ(24歳=大橋、IBF世界スーパーライト級12位)vs.成松大介(31歳=自衛隊体育学校、東京五輪ライト級日本代表)

井上岳志(31歳=ワールドスポーツ、WBOアジアパシフィック・スーパーウェルター級チャンピオン)vs.森脇唯人(24歳=自衛隊体育学校、東京五輪ミドル級日本代表)

佐々木尽(19歳=八王子中屋、日本スーパーライト級ユースチャンピオン)vs.岡澤セオン(25歳=鹿児島県体育協会、東京五輪ウェルター級日本代表)

 昨年9月に引退した八重樫さんが、その後もトレーニングを続けていることは知られるが、「京口くんの練習相手になれるくらいの調整はしたいと思います」と慎重。先日は、後輩たちを引き連れて、神奈川・丹沢で走り込み合宿を敢行。ここでも選手に混ざってトレーニングに参加し、元気な姿を披露していた。
「調整は順調です」と体力的には自信を伺わせたが、「スパーリングも桑原(拓)とやってボコボコにされてます。順調です」と苦笑いを浮かべて会場を笑わせた。
 対する京口は、「八重樫さんと手合わせするのは初めて。あまり調子を上げてほしくないですが、見てくださるお客さんに生ぬるい戦いは見せられない」と現役王者らしく“魅せる”心づもりだ。


ボクシング(木村=右)とK-1(武居)。元世界チャンピオン同士の対決となるが、今回はもちろんきちんとボクシングで

 3月にボクシングデビューを控える武居は、ひと足先にボクシングファンにお披露目。「デビューしてない僕が出ていいのでしょうか。でも、元K-1ファイターとしての意地もあります」と“格闘家”の顔をチラリ。武居の“デビュー戦”の相手を務める木村は、当初こそ武居のトークに付き合っていたが、最後はキリッと表情を一変させ、「一所懸命戦います」と、ボクサーとして“大先輩”のプライドを覗かせた。

 昨日参加が発表された東京五輪代表との対戦となった3選手は、「成松さんはアマのレジェンドと言える方。僕は実績のある選手が相手のほうが、実力を発揮できる」(平岡)、「森脇とは何度もスパーリングをしている仲。お互い、いいところ悪いところを知っている」(井上)、「(岡澤は)すごく巧くて強い選手。でも、プロとしての意地を見せたい。ボコボコにしてダウンを取るくらいのつもりでいきたい」(佐々木)と三者三様だ。

 プロとアマチュアの交流戦という歴史的観点に加え、互いに大勢に名前とボクシングを知ってもらう絶好の機会。そんなイベントで「新型コロナウイルスで沈んでいるエンターテインメントに、元気を取り戻す」(八重樫)ことができれば──。関係者の尽力が、急ピッチで進められている。



左から、当日解説を務める竹原慎二さん(元WBA世界ミドル級王者)、武居、平岡、木村、八重樫さん、京口、井上岳志、佐々木

文_本間 暁 写真_山口裕朗

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