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2021-02-03

【プロレス】拳王がNOAH2・12武道館で船木誠勝秒殺を宣言

NKホール跡地を訪れた拳王

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2月3日、NOAHのGHCナショナル王者・拳王は意外な場所にいた。千葉県浦安市、東京ディズニーリゾートの高級ホテルが立ち並ぶ舞浜のディズニーリゾートライン「ベイサイド・ステーション駅」だ。

「昔、ここに何があったか知ってるか? 東京ベイNKホールだ」

東京ベイNKホールは1988年にオープンした巨大アリーナ。1993年9月21日、パンクラスが旗揚げした会場である(パンクラス旗揚げ戦の模様は上記「全ての画像を見る」に掲載)。

パンクラスの旗揚げメンバーであり、エースだった船木誠勝はNOAH2・12日本武道館大会で拳王のGHCナショナル王座に挑戦が決定している。唯一の前哨戦となった1・31後楽園のタッグマッチで拳王は打撃、関節技で圧倒され、最後はハイブリッドブラスターからの胴締めスリーパーホールドで失神KO。試合後、船木は「今日のままだと負ける気しないですね」と語っていた。
NOAH1・31後楽園で船木誠勝に絞め落とされた拳王
一方の拳王はセコンドの肩を借りて退場し、ノーコメントだった。あらためて「今までとちょっと違う感じの落ち方だったような気がする。あんな感覚は初めてだった」と1・31後楽園の屈辱的な敗戦を振り返り、唇をかんだ。

「28年前、船木誠勝は最強を目指して、ここ東京ベイNKホールでパンクラスを旗揚げさせた。ここに来たら、タイトルマッチに向けて感じるものがあったぞ。緊急事態宣言も延長されて、イベントは早く終わらせないといけないんだろ。オレが船木誠勝を秒殺してやるよ」

かつてパンクラスは旗揚げ戦5試合の合計タイムがわずか13分5秒で「秒殺」がキャッチフレーズだった。潮風を吹く東京ベイNKホール跡地で、拳王はNOAH2・12武道館のGHCナショナル選手権V5戦に向けて必勝を誓った。
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