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2021-02-05

【プロレス】拳王、船木誠勝戦は「間合いの勝負。武道館でオレの強さをアピールして、勝って終わりたい」

GHCナショナル王者の拳王

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2月5日、都内・千代田区のホテルグランドパレスにて、NOAH2・12武道館大会におけるGHCナショナル選手権試合で船木誠勝の挑戦を受ける拳王が意気込みを語った。

 拳王は2017年11月に「グローバル・リーグ戦」(現・N-1 VICTORY)で優勝した後「テメーらクソヤローどもを武道館まで連れて行く」と宣言。3年3カ月かけて夢が実現した。

「まず3年前からずっと言い続けてきた日本武道館。そこで試合ができることが本当に嬉しいよな。そして、その日本武道館大会。相手は船木誠勝。プロレスラー=最強と体現し続けてきた相手とオレの夢である日本武道館で闘えることをメチャクチャワクワクしてきたぞ。日本武道館でプロレスラー=最強の船木誠勝を倒して、オレが最強のプロレスラーになってやる」

 唯一となる前哨戦の1・31後楽園ではスリーパーで絞め落とされた。GHCナショナルV5戦に向けて暗雲が立ち込めたように思えたが、拳王は「プロレスラー=最強を追い続けてきた選手だったって印象が一番にある。そして、アイツの間合い、間、今まで味わったことのない独特の間合いでこれが本当の強さなのかとオレは前哨戦で味わうことができて、本当によかったと思ってる。あの間に引き込まれずにオレは必ずオレの空間を、間合いを作って、アイツと向かい合いたいなと考えてる」とすでに船木に対する免疫ができているようだ。

 同一戦後、船木は拳王について「あと2週間ちょっとありますから、対策を練った方がいいと思います。今日のままだと負ける気しないですね、正直」と余裕のコメントを残した。これを聞いた拳王は「普通のレスラーだったら、腹立たしいと思うだろうけど、オレは違うぞ。すごく嬉しい言葉だよ。メチャクチャ悔しいよ。でも、このままで終わらせるわけねぇだろ。オレは突拍子もないこととかじゃなくて、細かいところかもしれないけど、アイツの間、間合い、アイツが培ってきた間合いとの勝負。オレはもう一つ上に行ってやろうと思ってるから」と直接的な仕掛け以前の攻防がカギになると予想。話は昨今のプロレス界まで飛躍し「だいたい今のプロレスって何か変わってきてるよな。エンターテインメント路線に行ってるよな。お客が盛り上がればいい。お客を楽しませて帰らせればいい? そこじゃねぇだろ。勝敗だろ。まずは勝つことだ。己の強さを見せるところだろ。日本武道館でオレの強さをアピールして、勝って終わりたい」と意気込んだ。
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